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外房・鴨川の「おらが丼」 SIGMA19mmF2.8 EX DN で

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五十数店それぞれの「俺の家のドンブリ」
 鴨川の海べりを走っていたら、「おらが丼」と書かれた色とりどりのノボリが立っていた。比較的地味な構えの寿司屋に入って、「おらが丼を」と注文した。出てきたのが、冒頭の写真のドンブリだった。
 後日調べたら(ネットで見ただけだが)、鴨川市の商工会が、市内の飲食店五十数店と一緒になって考え出したご当地グルメが「おらが丼」だった。店によって、中身はまったく違う。だから「おらが丼」。俺の家のドンブリ。共通するのは、地元産の食材を使っていること。値段はかなり差がある。
 私の前に出てきたのも、もちろんこの店だけのオリジナルメニューで、「三楽流丼」(みらくるどん)と名づけられていた。1600円。「おらが丼」の中では、高いほうに属しているようだ。何が材料で、どう食べていいのかわからない。以下は、店の女将さんが教えてくれたこと。

三度おいしいミラクル丼
 上に乗っているのは、なめろうが3個です。食べる前に、準備段階として、別の小皿に酢をいっぱい入れ、なめろう1個を、その中につけておきます。そして、食べ始めるわけですが、2個目のなめろうを普通にご飯のおかずのようにして食べます。このとき、ご飯は3分の1だけ食べてネ。
 なめろうというのは、アジをたたいて、味噌などの調味料とまぜて、おだんごみたいにしたもの。漁師が船の上で食べたのが、こんなおいしいのを陸で食べないわけがない、というので広まりました。いわば漁師のまかない料理です。
 次に、酢につけておいたなめろうを、ご飯に乗せて食べます。やはりご飯は3分の1だけ食べてネ。そして最後に、残っているなめろう1個とご飯3分の1は、お茶漬けにして食べます。このようにして、3種類のなめろうの食べ方ができるので、三楽流丼という名前にしました。
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私の希望を言わせてもらえば
 そうか、そういうことだったのか。私は、一気にクライマックスのお茶漬けを掻きこもうとしたら、店の人が、「ちょっと待って」と言ってドンブリを持っていってしまった。「調理場で、お茶漬けにしてきます。しばらくお待ちください」。
 チョットー。
 5、6分か、もう少し待ってから、お茶漬けが出てきた。待っている間、何していいのか分からない。私はデジカメの撮影済みのカットを見ていた。
 まったく個人的なことだが、私は、食べている途中でドンブリを持っていかれるのと、酢が苦手なのだ。最初に小皿に酢を、ドブドブと注がれたときは顔がヒクヒクした。
 お店の人は、私の顔の硬直を見て、「たまに酢が苦手なお客様がいらっしゃいますが、なめろうは酢につけても、それほど酢のにおいはしないんです」と言って、タップリと酢を注いだ。実際、食べてみても鼻をつくような刺激は少なく、なんとか食べられた。(疑り深い私は「ではなぜ、わざわざ酢につけるのだろうか」と思ったが…)
 そういうドタバタはあったが、最後のお茶漬けはうまかったですよ。
 2枚目の写真は、調理場から戻ってきた、第三段階のドンブリ。もしできることなら、なめろうを3個全部、お茶漬けだけで食べたかった。出し汁をドンブリからあふれるくらい入れて、それを一気に食いたかったァ~。
by withbillevans | 2012-04-22 07:57
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