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七里川温泉は健在なり 

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房総半島中央部にある一軒宿の温泉
 漫画家のつげ義春さんは、日本各地の不思議な場所が好きで、そういう所を訪ねた文章がたくさんある。彼は、房総半島も好きだった。つげさんの代表作『ねじ式』に、街の中に突然、蒸気機関車が現れる有名なシーンがあるが、鴨川の太海が舞台だと言われる。
 つげさんには、わが養老渓谷温泉の探訪記もある。この近くに住んでいる者として言わせてもらえば、つげさんに、本当に行ってほしいのは、養老渓谷温泉のさらに先にある七里川温泉である。これぞ、房総の秘境の一軒宿なのだ。
 私が通い始めた7、8年前は、日帰り入浴650円だったが、昨日行ったら990円になっていた。テレビで紹介されて名前を知られるようになり、露天風呂を増設したのが理由のようだ。
 確かに、客が増えて、県外からもやってくるようになったが、そのたたずまいというか、お客さんの滞在の仕方や宿のサービスぶりが、古きよきディープ房総そのままなのだ。私もそれを楽しんでいる。
 写真の左上の窓は、浴場の窓であり、そこからの眺めは本当に癒される。緩やかな曲線の山々が何重にも重なった、この地方特有の景色である。この桜の木も、上から見ることができる。満開になるのは連休中になってからだろう。
by withbillevans | 2012-04-23 21:39
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