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伊賀焼の里 長谷園を訪問 SIGMA19mmF2.8 EX DN

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 一番おいしいご飯の炊き方は、ガスコンロと土鍋で炊く方法だ。中でも伊賀焼の土鍋が最高と言われる。おいしいと評判の炊飯用土鍋を開発した、伊賀上野(三重県伊賀市)の郊外にある、伊賀焼の窯元、長谷園を訪ねた。
 この方は、その7代目当主である。
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 7代目の話は面白い。以下はその要旨。
 伊賀焼と山ひとつ向こうの信楽焼は、土は同じ。大昔、この近くは琵琶湖の湖底だった。琵琶湖は、少しづつ北に移動している。ここの土(粘土)には無数の気孔があり、これがおいしいご飯を炊ける土鍋の秘密だ。
 この土で作った焼き物は、ザラザラしているので口をつけられない。信楽は、タヌキの置物とか日用品を作った。伊賀は工夫して、滑らかな土にして、茶碗などを作った。
 7代目は、製陶のほか、問題のあった少年を預かって、一人前にするような活動もしてきた。最も効果的な教育方法は、一緒に食事をすることだ。食卓を囲んで、感謝の気持ちなど、人間として大切なことを学ぶのだ。食卓を通じた教育だから、「卓育」という。土鍋も、卓育に役立つ。
 すごい情熱の人、信念の人である。
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 母屋は200年くらい経っているようだ。また、庭が素晴らしかった。自然風に造ってあった。私が、いいなあと眺めていると、奥さんが来て、「それは、山から飛んできたササユリです。あと10日ほどで咲きます」と教えてくれた。7代目は、ご覧のような迫力の方だったが、奥さんはほっそりとした、すごく品のいいご婦人だった。
 ササユリは、絶滅を危惧されるユリだ。ああ、咲いているところを見たかった。私がそう言うと、「ぜひまた、いらっしゃってください」と微笑んだ。その涼しそうな笑顔は、ササユリの花のように見えた。
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 私は、すでに土鍋を持っているので、今回は、訪問の記念として、土瓶を購入した。帰宅して使ってみたら、いい味のお茶を楽しめた。
 さて、このブログは、写真ブログなので、所有するいくつかのレンズで、土瓶を撮影してみた。
 順番は、
M.ZUIKO DIGITAL 45mmF1.8
KONICA HEXANON AR57mmF1.2後期 
YASHICA ML35mmF2.8
Canon NewFD50mmF1.4
Canon FD50mmF1.4(NON-SSC)
Planar 50mmF1.4
Distagon 25mmF2.8
SIGMA19mmF2.8 EX DN
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mmF3.5
である。
 絞りはF2.0にしたが、厳密に条件を合わせて撮ったわけではない。後半4本は、翌日の撮影だし、OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mmF3.5は、さらに後日の撮影。F2.0の絞りがないので、開放で撮った。
 ボディーも45mm、19mmはGF1、他はNEX-5と異なる。45mの色調が異なるが、技術が未熟なので調整できない。参考程度に見てください。
 個人的には、KONICA HEXANON AR57mmF1.2が好みである。画面から暖かさを感じる。解像力もよい。このレンズは、他と比較して、負けた、と思ったことは一度もない。私の「お宝レンズ」の所以である。
(1)M.ZUIKO DIGITAL 45mmF1.8
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(2)KONICA HEXANON AR57mmF1.2後期
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(3)YASHICA ML35mmF2.8
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(4)Canon NewFD50mmF1.4
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(5)Canon FD50mmF1.4(NON-SSC)
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(6)Planar 50mmF1.4
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(7)Distagon 25mmF2.8
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(8)SIGMA19mmF2.8 EX DN
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(9)OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mmF3.5
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 今回初めて、SIGMA19mmをMFで使ってみたのだが、ピントリングがスムーズでなく、使いにくかった。この点、M.ZUIKO 45mmの方が、ずっとスムーズで使いやすい。正直なところ、SIGMAでは、MFは使いたくない。
 また、Distagon 25mmF2.8+NEX-5および、SIGMA19mmF2.8 EX DN+GF1、つまり、換算で38mmとなる組み合わせを、比較することになった。印象では、Distagon 25mmF2.8+NEX-のほうがいい。SIGMA19mmF2.8 EX DN+GF1は、気楽なスナップ用途の組み合わせということになりそうだ。しっかりとよく写る、という尺度であれば合格点だ。
by withbillevans | 2012-06-02 18:10 |
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