ヤフオクで、何回か続けて、いやな目にあったので、やはりちゃんとした中古店がいいな、と思った。高田馬場や新宿の店を回った。銀座の三共カメラに行ったら、OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mmF3.5が3本、同じ値段で出ていた。店主に見せてもらい、一番いいのはどれかと聞いたら、「これです」と選んでくれた。手にとってみると、おっ、新品同様、であった。
このレンズは、以前持っていた。レンズに汚れがあり、あまり程度のいいものではなかったが、大変よく写った。いいのがあれば、また入手したいと、ずっと探していた。
安価なマウントアダプターを、ネットで注文して、本日、届いた。ようやく自宅庭で試写ができた次第。
被写体は、咲き始めた初夏の花。ガクアジサイとホタルブクロ。そして、頑張っている春の花、ヤマボウシである。
前に使ったときには、発色に少し濁りがあったような印象があった。今回も同様に感じた。でも、この濁りというか、やや墨を乗せたような感じが、私は好きなのだ。
風があり、被写体が揺れるので、撮影していて、手も気持も疲れる。息を止める癖があるので、苦しい。そして、蚊が襲ってくるので、早々にやめた。
機材の撮影は、例によってCanon NewFD50mmF1.4。冒頭のカットは、レンズの赤い指標にピントを合わせた。
それから、OMレンズを再購入し、レンズアダプターを介してNEX-5で使用するため、NEXマウントレンズのリアキャップが必要になったが、OMレンズのものが、ちょとゆるいが着けられた。