今年は3年に1度の、10台の山車が勢ぞろいする「本祭」だった。私は、2時間あまりの滞在だった。しかも夜のクライマックスも見られなかった。でも、佐原の夏祭りは本当にいいなあ。
この祭りは、老若男女みんなで作り上げているが、主役は女性のように感じる。東京の下町の、威勢のいい男っぽい祭りとは趣を異にし、静かで柔らかでゆるやかである。お囃子は鄙にも稀な…という情緒がある。
さて、カメラの話である。私は今回、ボディはGF1と NEX-5の2台。レンズはSIGMA19mmF2.8 EX DN、M.ZUIKO DIGITAL 45mmF1.8、SONY E16mmF2.8+ECU1の3本を携行した。NEX-5のほうは、電車から田んぼを写したカットのみの使用で、結局はM4/3の2本がほぼ半々だった。
今の私にとっては、この2本で十分足りてしまう。ただ、ボディ1台では、レンズ交換が煩わしかった。ということで本日、OLYMPUSのE-PL3を注文してしまった。
今後は、GF1にSIGMA19mmF2.8 EX DNを着けっぱなし、E-PL3にM.ZUIKO DIGITAL 45mmF1.8を着けっぱなし、の2台体制にする。
2台のNEX-5は、広角専用とMF式旧型レンズの母艦的使い方が中心になりそうだ。
佐原の皆さま、この夏もステキなお祭りを見せていただき、ありがとうございました。震災の被害も、まだ残っていたようですが、いつまでも、この国の重要無形民俗文化財である伝統のお祭りを、大切にお守りください。
秋のお祭りにも、来年の夏祭りにも、寄らせてもらいます。