旧ソ連製のゾナー50mmF2.0コピーレンズ(Lマウント)がヤフオクに出ていた。落札するつもりでいたが、最終場面でやめた。
そしたら、ZEISSレンズが使いたくなった。そこで、Carl Zeiss Planar50mmF1.4を持ち出した。私が青春時代、このレンズは世界一と言われたこともある。特に初期の、製造番号の初めの3ケタが580番台の前半の個体が、憧れの的だった。同じレンズでも、ピントの切れが違うらしい。私のものは、582で始まるので、その資格がある。580番台前半は、作られてから30年以上経つので、きれいなものは少ないようだが、私のはかなり程度がいい。ヤフオクで決して高くない価格で落札できた。
ただ、使用頻度は少ない。他の50mmレンズ、例えば、Canon NewFD50mmF1.4などをよく使う。持ち出す頻度が少ない理由は、もったいなくて…、である。それと、被写体にもよるが、あまり差がない(差が分からない)からである。
先日、息子に2台あったNEX-5のうちの1台を持っていかれてしまったので、遅ればせながら、NEX-5Nを購入した。明後日、着くはずだ。NEX-6が発表されたころにNEX-5Nを入手するのも恥ずかしいが、まあこんなもので…。NEX-5Nは、NEX-5よりかなりいいらしいので、Carl Zeiss Planar50mmF1.4の出番が増えるかもしれない。
いい被写体がないので、飲んでいたコーヒーカップを撮った。上の写真がCarl Zeiss Planar50mmF1.4。下がCanon NewFD50mmF1.4である。絞りはともに開放である。