ばんな寺の参道に、気になる店があった。前回訪問時にも店先で写真を撮らせてもらった。今回は、ゆっくり見学させてもらった。
名前は「あまから家」。喫茶店であった。メニューが和風スイーツとカレーライスが中心なので、この名前なのだろうか。
陶器などが値札を付けて売られていたが、面白いのは川原の石に描いた、動物や魚や、子供の顔の絵。石の大きさ、形、顔の表情がよくマッチしており、1つひとつがみなユニークである。この手のものは、すぐに飽きてしまうことが多いものだが、この作品は、飽きない。思わず笑ったり、感心したり。すべて、この店のご主人の作品である。売り物ではないようだ。
市内には、ここのご主人が制作した、このような石のアート作品が、多くの店の入り口やウィンドーに飾ってあった。そういう店の1つに聞いたのだが、作品をもらったので、「おいくらでしょうか?」と聞いたら、お金はいりません、と言われたそうだ。17日upの「足利再訪」のカメラが描かれた石も、この人の作品であろう。
同行者が、制作の秘訣を聞いたら、ご主人は、熱っぽく語ってくれた。話の要約を書きたいのだが、うまくまとめられないのが、残念である。
喫茶店の入り口は、奥まったところにあり、目立たない。昼飯は、足利市駅近くの小島屋で、肉汁うどんを食べたばかりだったので、おすすめのクリームあんみつを注文。まことに、おいしかった。
食べ終わると、木で作った、ウサギ君が、伝票を耳に挟んで持ってきた。可愛いヤツだった。このウサギは、カバンを斜め掛けにした園児なのか、メッセンジャーバッグを持った郵便配達員なのか、意見が分かれた。
≪あんみつのカットのみSIGMA19mmF2.8 EX DN≫