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新潟県村上市 町屋の屏風まつり(6)完 「カフェ井筒屋」 SIGMA19mmF2.8 EX DN

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 屏風を公開しているお店を順番に回って、最後に見学させてもらったのが、ここだった。暖簾に、小さな文字で「井筒屋」と染めてあった。中に入ると、なんか、いい感じだった。
 草花の盆栽が素晴らしかった。鉢に植えてあるのは、普通なら見向きもされない雑草なのだが、これが見事な作品になっていた。市内の愛好家が栽培したのを、展示していたようだ。
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 時代がかった建物はきれいに磨かれ、奥に進んでいくと、モダンな和風にリフォームされていた。グランドピアノが置かれ、小さなテーブルがいくつか並んでいる。カフェになっていた。坪庭の植栽は過剰でなく品がいい。店の人たちは控えめながら、フレンドリーであった。
 出掛けに、メニューの構成を聞いたら、食事もできるという。「それでは、お城を見てから、お昼を食べに戻って来ます」と言って、店を出た。
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 村上城址の、標高135mの山登りをして、汗びっしょり、くたくたになって、店に戻った。芭蕉の名前がついたランチを注文した。丁寧に作られていて、おいしかった。近くの喜っ川でつくられたものだろうか、味付けした鮭の切り身も膳にのっていた。他の人たちが食べていた和風スイーツを、盗み見したら、やはりおいしそうだった。 
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 私は、知らない町に行って食べるお昼を、はずしたことがない。ほとんどの場合、満足できる店を、嗅ぎ当ててきた。友人たちも心得ていて、食事をする場所の選定は、いつも私の担当である。
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 店を出てから、小さな表示板があるのに気づいた。松尾芭蕉が、『奥の細道』の旅の途中、本当にここに2泊したのである。
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 「カフェ 井筒屋」を出て、右に行くと、道が緩やかなカーブを描いていた。いかにも昔の道のような風情があった。ふと、芭蕉が弟子の曽良と2人で、てくてく歩いていく姿が見えたような気がした。
(完)

≪最後に≫
 これで、6回に分けて記した、村上の報告は終わりにしたい。村上は、大変よいところであった。30年来の宿題が片付いた思いがする。今度は、村上から、日本海沿いに北上し、県境を越え、山形県の鶴岡に抜けてみたい。
 いつもそうであるように、村上でも、事前にガイドブックを見るようなことはしなかった。なにしろ、その日の朝飯を食べながら、村上行きを決めたのだから。
 
 そんなことで、写真機材は、SIGMA19mmF2.8 EX DNを着けたOLYMPUS E-PL3だけだった。それでも、なんとかなった。もっと広角、もっと望遠、ズームがあれば、などとは、あまり思わなかった。
 逆に、EOS 5DやD800などの、フルサイズ一眼に大型ズームレンズを着けて持ち歩く自分など、とても想像できない。あちこち寄り道して、気が合いそうな人がいたらおしゃべりして、なにか見つけたら、近寄ってパチリ。こういう使い方だから、カメラはちっこいほうがいい。でも、カメラやレンズがが好きだから、性能がいいのが欲しい。
 SONYが先日発表した、コンパクト・フルサイズ機のレンズ交換できるのを、一日も早く出して欲しい。発表した35mmF2.0レンズ固定機では、レンズが、ほんの少し広すぎる。私は、CONTAX T2の38mmが好きである。目が38mmになってしまっているのか、使いやすいのである。
 将来、38mmのいいレンズが出る可能性は、それほど高くなさそうそうであるから、T2の38mm sonarレンズを取り出して改造してもらい、いずれ出るはずのSONY ボディーに装着するようなことを、想像している。

 それから、E-PL3のバッテリーの持ちは悪かった。途中で、電池不足の信号が点滅し始め、焦った。昨日、予備用として、互換品を2個注文した。
by withbillevans | 2012-10-04 23:00 |
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