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江ノ電散歩・第2週(2) オムライスがうまい 長谷の「街の洋食屋さん」Buoy (ブイ)

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 朝から、トクをしたようないい気分になって、光則寺から、大仏様の高徳院に向かって、歩いていった。相変わらず、人が多い。アジアングッズや細々としたお土産店、本物の鎌倉の伝統的工芸品の店が、入り乱れてあった。
 私は、ウィンドーを覗きながら歩いていった。すると、木彫りの船長さんの人形が立っている、ウィンドーがあった。船長人形のほかにも、海に関する人形や模型が置いてあった。よく見ると、メニューが書いてある看板が出ていた。海と船が好きな人が経営している喫茶店兼食堂のようであった。
 携帯で時間を調べたら、12時を回っていた。光則寺で、結構な時間を使ったので、思ったよりずっと、時間は進んでいた。
 ピンとくるものがあったので、この店で、昼飯にしようと思った。
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 ところが、店は開いている雰囲気ではない。そのまま通り過ぎるのがもったいない気がしたので、ドアを開けてみたら、中に人の気配。料理ができるまで、15分くらい準備が必要だがいいか、と聞かれた。もちろんです、と答えて、中に入った。
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 まだ照明がなかったので、窓から外が見えた。窓にはヨットの模型。そして、掛けられている絵も、ヨットだった。青が印象的。インテリアも壁紙は群青色。木はチーク材など船室の雰囲気を醸すものが使われていた。小物も海と船の関係のものばかり。
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 オムライスを注文した。料理ができるまで、このお店について、いろいろ聞いてみた。まず、食堂なのに、12時になっても開けないのは、商売っ気がなさ過ぎるのでは? オーナーは元船乗りなのか? 夜は営業しているのか?
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 オーナーは、ベテランの女性経営者。今、裏のキッチンでオムライスを調理中。営業時間は正午から翌朝の4時まで。本日は、昨夜が遅くなったので、たまたま開店が遅れた。夜はお酒を飲む人が多いが、食べ物のメニューも多く、料理はみんなおいしいですよ、ということであった。おっ、いいじゃないか、と思った。
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 お店の人が、CDをかけてくれた。私は、きっとJAZZだと思った。その通りだった。うーん、ますますいいじゃないか。
 私は、この店の常連になっている自分を想像した。「でも、千葉まで帰るためには、8時くらいまでに食べ終わらないと間に合わないですよ」と言うと、朝4時まで飲めば、一番電車で帰れますね、と言われた。
 確かに、横須賀線と総武快速線は相互乗り入れしており、寝ていても大丈夫だ。その通りなのだが、還暦をン年前に過ぎた人間には、チトきついと思った。でも、いつかやってみよう。
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 お店の中の写真を勝手に撮ってすみません、と言うと、「かまいませんよ。みなさん、そのステンドグラスがいいと言ってくれます」。
 座席の背中側にあったので気づかなかった。ゆらめく波の中に「浮」という漢字が浮いていた。店名のBuoy(ブイ=浮標、救命浮輪)である。
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 オムライスが出てきた。私は、10年ほど前、オムライスに凝ったことがあった。銀座や神田、御茶ノ水、新橋、新宿などに店を探して食べ歩いたこともある。近年は、オムライス専門店のチェーンなどもできて、店が増えている。
 しかし、である。そういう新しい店のものは、ぐじゃぐじゃにした卵が乗っかっているものが多く、気に食わない。ご飯もぐちゃぐちゃになっている。本来は、ご飯に湿り気は必要だが、米粒どうしがくっついてしまってはいけないのである。卵の皮は、薄いほどいい。
 この店のオムライスは、伝統に則った由緒正しいオムライスであった。コーヒー、サラダがついて1000円。まことに結構でした。
 写真は、3、4、8番目がSIGMA19mmF2.8 EX DN。他はLEICA SUMMICRON R 50mmF2.0
(続く)
by withbillevans | 2012-10-14 21:00 |
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