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松島訪問(4)=完  雑感あれこれとXR RIKENON 50mmF2.0

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 東北地方の太平洋岸は、東日本大震災で地盤沈下した。松島も、満潮時に、駐車場に海水があふれてくる。
 XR RIKENON 50mmF2.0は、発色がやや薄いというか、地味に感じた。特に日陰で撮ると、冴えないような気がした。そこで日が出ている場所を撮ったものを選んでみた。必ずしも発色が悪いとか薄いとかいうこともないようだ。
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 この下の4枚は、最新レンズであるSIGMA19mmF2.8 EX DNで撮影したものだ。XR RIKENON 50mmF2.0と比較して、ずっと発色がいいというわけでもないように感じる。
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 松島から塩竃まで、遊覧船に乗った。船に乗るのは、昨年秋に、東京湾で、海から羽田空港や火力発電所を見学して以来である。
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 スクリューが作る泡や航跡を見ながら、友人の大震災体験を思い出した。大手新聞の記者を定年退職した彼は、初任地の仙台・宮城県が忘れがたく、会社と再契約を結んで、塩竃の駐在記者になった。Uターン記者という制度があるのだそうだ。震災の1,2年前のことだ。
 大地震が起きた瞬間、彼は、ある取材のため、松島湾の遊覧船に乗っていた。
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 「ドーンと船底が突き上げられた。すごい衝撃だった。船長はすぐに地震だと気づいた。船首を塩釜港に向け、ものすごいスピードで一直線に走った。岸壁に着くと、全員が船から飛び降りた。私は山に向かって走った。塩竃に着任した際、市役所の担当者から、地震が来たら、市役所裏の山に駆け上がれ。塩竃は市街地が山に近いから、山に逃げれば大丈夫、と教えられたのを思い出したからだ。生まれてから、こんな長い距離を、こんなに本気で走ったことはない。山にたどり着いたとき、迫ってくる津波が見えた」
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by withbillevans | 2012-11-19 18:00
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