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知られざる房総の山と紅葉

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 これも2年前に撮影したものである。房総半島というと、海を思い浮かべる人が多いだろうが、実は〝山国〟なのである。
 市原市、木更津市、君津市、館山市、鴨川市などは、もちろん海もあるが、ちょっと内陸に入ると山また山である。
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 幹線道路を外れると、ほとんど人通りのない細い道になる。
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 モミジを見に、房総に行く人は、そう多くないだろう。
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 千葉県で最も美しい景色の1つである「九十九谷」というところだ。行政区域では君津市になる。鹿野山という、千葉では有名なお寺の近くだ。道路わきに展望台のような場所があって、300mほどの山並みがどこまでも続いているのを、眺めることができる。
 ここが有名になったのは、東山魁夷が日本画の勉強をした場所だという言い伝えがあるからだ。そう言われてみると、彼の絵の雰囲気に似ている。
 この絶景も、実はゴルフ場だらけである。産業廃棄物の処理場(捨て場)もある。ひどい話だ。
by withbillevans | 2012-12-12 18:00 |
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