MINOLTA MC ROKKOR-PF 50mmF1.7を使ってみた。大変、良い写りだと思った。この日は、風が強くて、庭の木々が大揺れ。比較的風の影響を受けにくい、地面に近いものを撮った。土を破って、顔を出したばかりの、ユリの若芽。
生垣の陰に隠れたシロヤマブキ。MINOLTAのレンズは、色がいい、ボケがきれい、ピントもいい、と言われるが、その通りだと感じた。だから立体感があって、そして品がいい。
品がいいというのは、私にとって、最も大切な基準である。
MINOLTAレンズに興味を持ったのは、これがきっかけだった。今年春の松屋銀座・中古カメラ市で買ったSRT101に着いていたMINOLTA MC ROKKOR-PF 55mmF1.7。このレンズの後継モデルがMINOLTA MC ROKKOR-PF 50mmF1.7。信頼するブログ主宰者が「怖いほどの高性能」とつぶやいたのを知って、試してみたら本当にそうだった。
MINOLTAレンズで素晴らしいと思ったのは、Mマウントの28mmF2.8 である。清涼感を感じた。そういう傾向が、品のよさを感じさせるのかもしれない。ここ数日は、通勤カバンのなかのNEX-5NにはMINOLTAレンズが着けっぱなし。MINOLTA三昧である。
MINOLTA三昧で複雑な立場に置かれたのは、私の〝KONICAへの偏愛〟である。HEXANONレンズの傾向が、自分に一番合っていると思っていたが、その確信が揺らぎつつある。
NEX-5Nに着けたMINOLTA MC ROKKOR-PF 50mmF1.7の雄姿を撮ってみた。撮影機材はKONICA HEXANON AR57mmF1.2とG1である。
KONICAとMINOLTA、仲良くね。