暑くもなく寒くもなく、大雨も強風もない、穏やかな春が、ようやくやってきた。陽光に誘われて、三菱1号館の広場を歩いていたら、猫がシマトネリコの木に登っていた。ここに住んでいる2匹のうちの白黒のブチ猫であった。先日よりさらに大きな体になっていた。顔も精悍になっていた。上の枝を見ると、カラスが止まっていた。あのカラスを獲ろうとしていたのだ。
もう1匹のトラ柄の元気猫は、木の下にいた。今年初めに初めて見た時は、敏捷なトラ柄が、のんびり屋のブチをいたぶったり、おちょくったりしていじめていたのに、今は、ブチのほうが大きくなって、強そうに見える。
そんなことを思い出していたら、トラ柄も木に登り始めた。カラスが飛び去ると、すぐに2匹とも木を降りた。
いつも天真爛漫なキミたちに好意を感じます。
MINOLTA MC ROKKOR-PF 50mmF1.7を使ってみたが、絞り開放のため、また、動体撮影のため、ピントがキリリというようなこともなく、普通の写りだった。
晴天下、液晶画面を見ながら、手でピントを合わせ、動くものを撮るのは、
私にしかできない 非常に疲れる。あと何年、こんなばかなことができるのやら(65歳3カ月なんです)。