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消えた金魚の謎

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 先週だったか、ようやく春らしくなってきたので、つくばいに金魚を2匹放してみた。子供のころの記憶をたどると、金魚は春と結びついている。
 ものすごく小柄で、かなり可愛かった同級生の女の子。彼女の父は金魚屋さんだった。春になると、天秤棒を担いで、町中を売り歩いていた。声がよかった。今、初めて気づいたのだが、彼女は小さくて可愛くて、金魚そっくりだった。
 先週、ホームセンターで一番小さいのを2匹買った。ところが翌朝、1匹だけになり、残った1匹もかなり弱っていた。横になったり、上下さかさまになって、ようやく動いていた。
 1匹はどこに消えたのだろうか。水面から飛び出したのかと思って、あたりを探したが見当たらない。あそうか、鳥に食われたか、かわいそうなことをしてしまった、と思った。よく庭で姿を見る野鳥を思い出したが、魚を食する鳥は思い当たらない。カラスは庭まで降りてこないのに、などという疑問はあったが…。
 今日、真犯人が分かった。猫である。つくばいの縁に上って、浮かべておいた赤いツバキの花を手で引っかいていた。「しめしめ、今度の金魚はでっかいぞ」と思っていたのではないか。 
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 ガラス戸越しに1枚撮って、さらに近づいたら逃げた。昔のMFレンズでこんな情景を撮るのは大変だ。
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 近所に、人間と植物と動物が集団生活をしているお宅があった、そこにいる猫のようだ。
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 ふと、誰かの視線を感じた。ガラス戸の向こうで、その猫がこちらを見ていた。また金魚を放してね、と言っているようだ。今度はピラニアを放してみようか。いけないことを、考えてしまった。
by withbillevans | 2013-04-22 06:00 |
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