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真夏の鎌倉(2) 光則寺  SIGMA19mmF2.8 EX DNで

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 ビールを飲みながら運転などして、いいんですか、と心配になったが、よく見たら、アルコール分0.00%であった。
 この日は、2セットの機材を携行した。まず、NEX-5N+MINOLTA MC ROKKOR-PF 50mmF1.7。そして、E-PL3+SIGMA19mmF2.8 EX DNである。
 真夏の鎌倉(2)はE-PL3+SIGMA19mmF2.8 EX DNで撮影したものを集めた。
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 光則寺に登っていく細い道。一般に鎌倉の住宅地から想像する「緑の濃い道」ではなく、やや庶民的な感じもする道である。
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 山門の手前、道路の左右に石柱が立っている。左は「光則寺」、右は「行時山」とある。新しい柱だ。
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 「光則」というのは、北条家の家臣の名前。宿屋光則というのだが、ここに父親から引き継いだ彼の屋敷があった。
 私は、「行時」という文字に、思想的・哲学的な意味を感じた。「そうか、時の移ろいのことか。諸行無常ということだな」と、しばしもの思いにふけった。
 いい名前だなあ、と感心した後、ピンとくるものがあった。帰宅後、ネットで調べると、当たっていた。それは光則さんのお父さんの名前だったのだ。私がピンと来たのは、北条家には「時」がつく名前の武将が多かったということであった。

 それにしても、父と息子の名前をつけて『行時山光則寺』とは、しゃれている。威厳や格式などにこだわらない〝カジュアルな〟命名である。
 私は、ますますこのお寺が気に入った。
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 当然のように暑かった。昔、日蓮宗の上人を閉じ込めた「土牢」に行けば、美しい本堂の瓦屋根を見下ろせるのだが、汗をかきそうなので、止めにした。
 本堂の縁側に腰掛け、帽子を脱いで、汗をふいた。縁側の角だけが、風があった。
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 光則寺には、1時間ほどいた。参拝客は、私のほか3、4人だった。ここに寄った後は、近くのスナックで昼飯を食べるのがいつものパターン。開店までに時間があったので、メジャーな観光スポットである長谷寺に初めて入ってみた。こちらは、門前に大型観光バスが並び、人でいっぱい。外国人も多かった。
 観音様はさすがに立派であった。展望台から、涼しい風を感じながら眺める海はきれいだった。しかし、私の興味をひくものはなかった。
 長谷寺と光則寺は、小さい山を隔てて、背中合わせのような形になっているようだった。

 スナックに行って、いつものオムライスを注文。ちょっと味が違っていた。いつもは調理場にいる70歳過ぎと思われるオーナー婦人が出てきて、「どちらへ行って来ましたか」と聞く。光則寺に、と答えると「ハスは咲いていましたか? まだ、今年は見ていないんです」と言う。
 「咲いていましたよ。今日行けば見られますよ」と言うと、「この季節は忙しくて行けないんです」と残念そうに言った。その店に、1時間ほどいたが、ほかに客はいなかった。この店では、この日だけでなく、私は一度も他のお客と顔を合わせたことはないのであった。

 江ノ電に乗って鎌倉駅に戻った。この日は、もう一箇所、行きたいところがあった。(以下、次回に続く)
by withbillevans | 2013-08-18 18:00 |
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