本日、OLYMPUS OM-1を購入した。標準レンズ50mmF1.8と合わせて13000円。高田馬場のスズキカメラ商会に、ボディー8000円、レンズ5000円で、別々に並んでいた。
OLYMPUS OM-1は、いつか買おうと思っていた。OMシリーズなら、第1号機にしてメカニカル機のOM-1が一番である。
帰宅後、これを被写体にして入手記念撮影をしていたら、貼り革が剥がれかけていたりしているのに気づいた。ただ、機能面では不具合がなさそうなので、これでいい。
このカメラが出たころ、つまり40年くらい前から、購入しようかどうか、何回も迷った。軽くてよく写るのは分かっていたが、耐久性に不安を感じ、購入に踏み切れななかった。そして何より、フィルムの巻上げの感触が、ゴリゴリしていて気に入らなかった。ゴリゴリ感が、「買わない理由」の第一だった。(巻き上げの感触はNIKONが良かったので、NIKONを使っていた時期が長かった。)
久しぶりに巻き上げレバーを動かしてみたら、やっぱり、ゴリゴリしていた。素晴らしく工夫された斬新なカメラなのに、巻き上げの感触の悪さだけが、本当に惜しい。もし、巻き上げの感触が良ければ、私は多分、買っていたことだろう。ただし、自動露出のOM-2を選んだと思うが。
ボディーは小さく、ダイヤルやレバーなどの操作部分は大きい。
機材の撮影は、例によってCanon NewFD50mmF1.4。ROKKORなどで撮ってみたが、どうもしっくり行かなかった。
Canon NewFD50mmF1.4は、中古レンズファンにはそれほど高い評価を受けていないようだが、「実用」という基準でみると、ピカイチだと思う。