健康でいられて、カメラを持って、日本各地をブラブラ歩けますように。あまり不摂生はしません、また足腰の筋肉が衰えない程度には鍛えますので、よろしくお願いします。あ、それから真央ちゃんが金メダルをとれますように。
NEX-5のフルサイズ化
昨年は1年間、SONYのフルサイズ・ミラーレス一眼を待った。でも、ようやく現れたα7のデザインはひどかった。見た目は、使っているうちに慣れることもあるかもしれないが、持った感触が悪く、手と指が疲れてしまいそうだった。これは困る。ということで購入を見送った。
今年は、EVFの付いていないのを出してもらいたい。デザイン、大きさとも、初代のNEX-5と同じがいい。型番は「α5」。値段はローパスフィルターレスが実勢価格15万円、普通のが9万円台。
この程度なら、24回払いで買える。
換算38mmと換算75mm
フルサイズα5が出たらレンズはどうするか、今のうちから考えておこう。結構、大変なことになりそうだ。
現在の主力機は、①NEX-5N+旧型MF50mmレンズ、②M4/3機+SIGMA19mm、の2台体制。②は、フィルム時代の愛機CONTAX T2のデジタル版。換算38mmである。①は換算75mm。当初は「本当は50mmそのままで使いたいのだが、APS-Cなので…」仕方なしに使っていたが、この換算75mmの画角がとても使いやすいことに気づいた。
もし、フルサイズα5にした場合、38mmも75mmも、レンズの選択肢が極めて限られることになる。
まず38mmであるが、焦点距離38mmのレンズを探すか、代替品として35mmか40mmを使ってみることが考えられる。T2からレンズを取り出し、LEICA Mマウントに改造してもらう方法が、個人的には究極の着地点かもしれない。
50mm標準レンズについて
一方75mmは、LEICAやCOSINAの75mmを使えばいいのだが、この方法では、かつて各社が持てる技術の粋を集めて作った〝標準レンズ〟を使うという楽しみは味わえなくなる。
もちろん、昔のレンズをそのままの画角で使えるというのが、フルサイズ・デジタルカメラの良さの1つだ。50mmレンズを本来の50mmで使うのは、楽しいことだろう。でも、長い間、本来の50mmで写真を撮っていないので、50mmを使いこなせるか、いやそれより、50mmの画角になじめるかという問題もありそうだ。
フルサイズでなくても
そんなことを考えていたら、無理してフルサイズを使う必要があるのだろうか、という疑問が出てきた。今のままでいいのではないか。
技術は進歩する。APS-Cも、M4/3も、もっと画質が向上するだろう。実は、α7が発表された後、FujiのX-E2の購入を検討した。APS-Cで一番写りがいいらしいからである。購入に至らなかったのは、図体が大きすぎるからだ。私は手が大きいほうで、以前は、カメラには、使いやすい大きさというものがあり、小さければいいというわけではないと思っていた。しかし、今は、小さいほうがいいと思っている。
それもあって、同じころ発表されたPanasonic GMには、かなり惹かれる。M4/3の可能性を広げた感じがする。
OLYMPUSはようやく、オリジナル4/3をやめてM4/3に絞った。今年はレンズの充実が楽しみだ(買う可能性は小さいが)。SIGMAとTAMRONは早くミラーレスに本格参入してほしい。
38~75mmズームがほしい
私は、この元旦で66歳になった。EVFのないNEX-5Nで、旧型MFレンズのピントをかなりのスピードで合わせることができる。でも、あと何年続けられるかは分からない。5年か、3年か。もしかしたら、今年中にもAFでないとピントを合わせられなくなるかもしれない。
そうなったら、SONY RX1を買う。35mmと38mmの違いがあるが、CONTAX T2に似ていなくもない。75mmはSIGMA DP3になるかもしれないが、ボケが少ないので不満に思うだろう。SIGMAが、フルサイズ・ミラーレス用の38~75mmF1.8というズームレンズを作ってくれないかな。フルサイズNEX-5である〝α5〟にこれを着けるのが、今年の初夢ということにしておこう。
年齢=焦点距離という説
好きなレンズの焦点距離は、年齢と同じになるそうだ。とすると、私は、今は66mmくらいが妥当で、70mm → 75mmと長くなっていくのはまだ先のはずなのだが、実はだいぶ前から75mmが好きであった。私は、少し急ぎすぎているのかもしれない。
でも、〝α5〟+38~75mmF1.8ズームが実現すれば、あと10年使える。