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風がない朝、日比谷公園の池に映る紅葉

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 冒頭の写真は、普通の風景を上下逆に掲載したと思われるかもしれないが、これは池に映った景色である。水面に、黄色くなった葉が、何枚か浮いているのが見える。
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 次は、向こう岸のイチョウ、モミジだけでなく、こちら側のモミジの枝も、映り込んでいる。
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 さらに、いrんなものが映り込んで、何が何やら分からなくなった。
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 最後は、普通の風景。あまり面白くない。写真とは、私は、光のいたずらを、レンズの力を借りて、撮影者も意図しない偶然が加味されて、形にするものだと、思っている。
by withbillevans | 2012-11-30 18:00 |

秋色 松本楼

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 日比谷公園のなかにあるレストラン松本楼。大きなイチョウの木に囲まれている。
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 イチョウが黄金色に装うころ、足元では、やはり黄色いツワブキが満開になる。
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 紅葉というと、赤いモミジを連想するが、本当にきれいなのは、緑(常緑樹)2割、赤いモミジ3割、黄色いモミジ5割、というバランスだと思う。
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 ベースは黄色である。
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by withbillevans | 2012-11-30 06:00 |

XR RIKENON 50mmF2.0の高性能(3)

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 RICOHの廉価レンズ、XR RIKENON 50mmF2.0は、Poorman's SUMMICRONなのだそうだが、私は先日、本家のLEICA SUMMICRON R 50mmF2.0を入手した。先細のオリジナルに近いタイプである。
 そうなると、2本のレンズの比較をしたくなるのが人情だろうが、やらない。そんなことは、やってもしょうがないと思っているからである。
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 私は、レンズ開発者ではない。レンズを楽しむ人である。そのレンズを使うとどんな写真が撮れるか、どう楽しく使えるか、に意味を見出している。
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 XR RIKENON 50mmF2.0を使っていると楽しいし、いい写真が撮れる。LEICA SUMMICRON R 50mmF2.0を使っても、楽しく撮れるのである。
by withbillevans | 2012-11-29 18:00 | 写真機

XR RIKENON 50mmF2.0の高性能(2)

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 初めてXR RIKENON 50mmF2.0を使用したとき、性能の高さに驚いた。まだ、フィルムの時代である。
 このレンズは、RICOH製の標準レンズの中で、最も廉価なものだった。そこで、もっとスペックが上、つまりもっと高価なレンズなら、さらにいいはずだと思い、F1.7、F1.4、F1.2も入手した。F1.2は焦点距離55mmであった。
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 その結果、F1.7が一番好みになった。解像力はF2.0が優れていたが、F1.7は実在感に優れていた。本物らしく写るのである。これがしばらく〝旅レンズ〟になった。1本だけ持って出かけるときに選ばれるレンズである。
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 そして、デジタル1眼レフを購入して、それまでの数倍、あるいは数十倍のカットを撮影するようになった。そうすると、F1.7は、それまで感じていた良さが消え、平凡なレンズに思えてきた。フィルムとデジタルでは、描写傾向が異なるのかもしれない。F1.4は初めから平凡であった。
 F1.2は、開放で撮ると、時々面白いボケを楽しめたが、暴れん坊的性格が強くて、使う機会は少なかった。
 結局、F2.0が生き残ったのである。
by withbillevans | 2012-11-28 18:00 | 写真機

日比谷公園の池に散るモミジ

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 前夜の雨がやんで、快晴。ただし、冷たい風が吹いた。日比谷公園の霞ヶ関側にある日本庭園のモミジが色づいてきた。
 モミジの赤い葉と、イチョウの黄色い葉、ビルの白い壁、そして青空が、池の水面に写るころ、秋の終わりが来る。今朝、そういう風景を、今シーズン初めて見た。
 写真を撮ってみた。NEX-5NにはEVFが付いていない.。そして、こんな晴天下では液晶が見えないので、ピント合わせはヤマカンになる。後でパソコンで確認したら、水面に、大小の波紋ができているのが見えた。
 そういえば、撮影中、風が吹いて、葉が散っていた。落ち葉が作った波紋だった。波紋の円形の中心に、葉が1枚ずつ浮いているのが見える。
 
by withbillevans | 2012-11-27 22:48

XR RIKENON 50mmF2.0の高性能(1)

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 1ヵ月前に、新宿の中古店で、XR RIKENON 50mmF2.0の新品みたいにきれいなのを、偶然見つけ、アンビリーバボーと言って購入した。以来、NEX-5Nに着けっぱなしにして、毎日使っている。
 フィルムから、デジタルに変わり始めたころ、7~8年前のことだが、このレンズがいいらしいと知った。発売当時、Poorman's SUMMICRONつまり、ライカが買えない人のための50mmF2.0標準レンズと言われたとか。大変安いのに、ライカレンズくらい良く写る、というのが定評だった。
 描写傾向は、ピントは素晴らしいが、「硬い」「チリチリする」「パキーン」などと言われた。
 きれいなのを求めて、中古を漁った。当時、使ってみたら、まさにその通りだった。初めはフィルムカメラで、後にデジタル一眼で使った。
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 今回、数年ぶりで使ってみると、やはり、いい。この秋、あちこちで紅葉を撮ったが、使用したのはすべてこのレンズであった。
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 このレンズの好きなところは、
①解像力がすごい
②描写の線が細い
③立体感をうまく出す
④発色が新鮮…正確な発色か分からないが、青が濃く出てきれいだ。
 不便な点は、ピントリングの回転方向が、私の他の主力レンズ(CONTAX, YASHICA, CANON, KONICA, LEICA R)などと逆なことである。NIKONと同方向だ。
by withbillevans | 2012-11-27 18:00 | 写真機

伊香保(2) 昭和そして明治も大正もある街

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 石段を上がったり下ったり。また、クロスする小路を右に行ったり左に行ったり。この射的屋さん。50数年前の、小学校5年のとき、入ったような気もする。
 射撃には自信がある。やはり小学生のとき、針金と輪ゴムで作ったピストルを売る店がお祭りに来て、購入した子供に試射させ、小さい的に当てたら、特製の機関銃をプレゼントする、とおじさんが言った。私は、一発で打ち抜いた。渋い顔のおじさんから機関銃を受け取り、得意顔だった。
 でも、こういう射的場の鉄砲は、弾道が不規則なので、狙うほど当たらない。
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 駄菓子屋さんの店先。ミルクキャラメルとチョコレートキャラメルを、1箱ずつ買った。「このキャラメルは昔からありましたっけ」と聞いたら、店の主人が「最近、出たものです」と言った。でも、昔からあったような気もする。
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 古いの観光地に来ると、ポスターが面白い。
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 気になるのは、①古いポスター、②B級、C級芸人のポスター、など。
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 クロスする小路を入っていくと、倉敷や飛騨高山などでよく見かけるような小物の店があった。全国みな同じ。
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 どういうわけか、通りのスピーカーから、ジャズが流れていた。小路の突き当たりに喫茶店があり、トランペットが飾ってあった。
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 群馬出身の2人のタレントによるポスター、これは渋川駅に貼ってあった。男性は藤岡市、女性は下仁田町の出身であると、記憶している。ともに、私の出身地の隣の町。私の町出身のタレントは、東野英治郎、団進也。
by withbillevans | 2012-11-25 20:00 |

伊香保(1) 石段の街を散策した

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 群馬県の伊香保温泉に一泊してきた。群馬の生まれなので、伊香保にも榛名山にも何回も行ったことがある。今回は、高級な分不相応な老舗旅館に宿泊した。
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 午後から会議。昼過ぎに到着し、1時間ほど、石段街を歩いた。天気がよくて、風がなく、気持ちよく散策できた。
 正面の山は、子持山だと思う。
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 伊香保温泉には何回も行ったが、昼間、ゆっくり歩いた記憶は、ほとんどない。
 初めて行ったのは、小学校5年生の秋。日帰り遠足だった。私は、子どものころ、銭湯に行ったことがなかった。同級生と一緒に風呂に入るのは、このときが初めてだったので、恥ずかしかった。
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 石段は、何回も整備し直されたのだろう。与謝野晶子の、文章が刻んであった。
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 老舗の横手館。木造4階建て。威圧感がなく、洗練されたデザインに驚いた。写真を撮っていたら、ガラス戸越しに、若い女性従業員が、ニッコリして頭を下げた。奥ゆかしさを感じた。
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 石段を登っていくと、突き当たりが神社になっている。葉を落とした高木の上の青空が高かった。
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 神社横の小路にお地蔵さんがいて、秋の陽を浴びていた。
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 翌朝、旅館の窓から撮影した。天気はよくなかった。山並みが寒そうに見えた。
 伊香保温泉は、榛名山の中腹にある。遠くに、雪をかぶった谷川岳、白根山も見えた。本当に、そうか自信はないが、多分そうだろう。石段を歩いているとき、ご婦人の団体に聞かれた際に、そう答えた。違っていたら、ゴメンナサイ。私の経験では、ああいうときは(旅先で地名などを聞くとき)、教えてもらってもすぐに忘れてしまうので、実害はないはず。
by withbillevans | 2012-11-24 18:05 |

塩山を訪問(4) 秩父往還を歩く

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 恵林寺の参道にちょっとおしゃれな喫茶店があった。そこでコーヒーを飲んで一休み。そして、徒歩で帰路に着いた。帰路といっても、実はここからが、この日のハイライトである。
 今回の2度目の塩山散策の主な目的は、「秩父往還」を歩くことだった。
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 秩父往還は、山梨県の甲府と埼玉県の秩父を結ぶ道。別名「信玄路」。両地方を分ける奥秩父山塊は、アルプスに匹敵する高さ・広さがある。
 国境は「雁坂峠」である。山梨側の登り口が、この塩山だ。私は、秩父側の雁坂峠に一番近い集落の栃本と言うところには何回か行ったことがある。山が深く、大きいのに驚いた。
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 かつての秩父往還の跡は、今も残っている。恵林寺近くから塩山市街地の間では、現在の広い道とやや離れて、柿畑の間を、ある場所では緩やかなカーブを描き、ある場所ではクランク型に折れ曲がり、細い道があり、地元の人たちの生活道路となっている。
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≪最後から2番目のカットはSIGMA19mmF2.8 EX DN≫
by withbillevans | 2012-11-23 18:00

塩山を訪問(3) 風林火山 恵林寺

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 1週間のうちで、超大物の戦国大名2人の菩提寺を見学した。最初は宮城県・松島の瑞巌寺。伊達政宗の位牌が、それこそ畳1枚くらいあった。
 そしてこちらは、武田信玄である。菩提寺の恵林寺。やはり、スケールが大きかった。本堂の屋根の武田菱が誇らしげである。庫裏の庭に、古い庫裏の屋根瓦が飾ってあったが、その武田菱の大きいことと言ったらなかった。
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 古いお寺で、建物の多くは、戦国末期に織田勢に焼かれたが、開基・夢窓疎石が設計したと伝えられる庭園は、今もよく手入れされている。
 風が吹くと、池に散った紅葉が、さあーっと、左に寄せられる。だが、その風で、また紅葉が水面を覆った。
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 夢窓疎石の庭は、いくつも見ている。お気に入りは、岐阜県の永保寺の庭だ。恵林寺の庭園は、お寺全体がそうであるように、力強い感じがする。やはり、戦国大名の剛毅な面が出ているようだ。
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 〝反射もの〟が好きなので、つい…。
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 いつ紅葉するかというと、日当たりの悪い場所の木ほど、遅いようだ。
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 三重塔は、細身で、スタイルが良かった。上品に感じた。
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 境内に、五百数十年前に亡くなったはずの武田信玄がいた。しかも、無料で、写真撮影に応じてくれた。ここには写っていないが、もう1人若侍がいて、彼はすごく愛想がよかった。
 一緒に写真を撮ってもらうと、若侍は、Vサイン風に、商品名(お店の名前?)が入った小さなパンフレットを掲げる。つまり、宣伝のための人たちだった。面白い商売だ。でも、パンフレットが小さいので、よかった。
 2人は身のこなしが颯爽としていた。これは学生アルバイトではなく、劇団員なのかな、と思った。特に若侍はイケメンだった。
 私たちが参拝する前から、侍と会話していた若い女性の2人連れ。帰り際に、まだいた。すると、友人W氏は、少し離れたベンチに、やはり若い女性の2人連れが、ずっと座っているぞ、と言った。この勝負どうなるか気になったが、私たちは、その場を後にした。
(続く)
by withbillevans | 2012-11-22 18:00