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読み、書き、写真

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今年の十大ニュース(後編)

 前回に続いて、今年の私的写真生活における十大ニュースを紹介。
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⑥LEICA SUMMICRON R 50mmF2.0初体験
 64歳にして、初めてLEICAレンズを入手した。M型ではなくR型にしたのは、私がちょっとヘソ曲がりだからである。ガラス部分の程度がいい中古品を、ヤフオクで、安く落札できた。
 使ってみて、十二分に満足した。素晴らしく良かった。どこがいいかと聞かれれば、すべてがいいと答えたい。この良さは、この年齢になって、初めて分かるのかもしれない。

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⑦XR RIKENON 50mmF2.0を入手
 これは、昔、貧者の SUMMICRON 50mmとニックネームが付けられたレンズである。程度のいいのを求めて、過去10本近く、売っては買いを繰り返したが、ついに、新品みたいにきれいなのを、入手できた。しかも5000円以下の破格の安値。使ってみたら、やはり、超良かった。
 描写は、LEICA SUMMICRON R 50mmF2.0といい勝負。冷静に評価すれば、本家のほうが上だが、時によって、貧者のほうが鋭く、個性的に写ることがあり、今のところは、貧者のほうが出番が多い。

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⑧超きれいなKONICA ⅡAに遭遇
 こちらも、ずっと、程度のいいのを探していた。たまに、まずまずのものを中古店の棚で見かけることはあったが、そういうものは2万円以上したりして高かった。
 本品は、すごくきれいで、貴重な純正のフィルターとフードが付いていて、しかも1万円以下の安さ。上記のLEICA SUMMICRON R 50mmF2.0と、偶然入った同じ店に並んでいたので、同時にゲット。この日は、うれしかったなぁ~。
 古いフィルムカメラを、いいのがあったら購入することにしている。ただし、コレクション趣味はないので、思い出があるとか、デザインが好きだとか、気になるものだけを、非体系的に買っている。
 このKONICA ⅡAは思い出のカメラである。

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⑨友人と撮影行
 今年も何回か、友人たちとカメラを持って出かけることができた。彼は仕事が変わり、ちょっと忙しくなった。中国の大学で教えている別の友人は、来年夏ごろには帰国するはず。また、いっぱい出かけよう。

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腕が上がった  写真熱、冷えず
 ブログを開設したこともあり、写真をいっぱい撮った。馬子にも衣装というか、下手な鉄砲も…というか、少しはましな写真が撮れるようになったかもしれない。
 それはともかく、写真に対する興味・関心・情熱が 年初<年末 だったので、実り多い1年であった、ということにしたい。
 最後の写真は、樹木と空。あるとき、こんな話を聞いた。男の関心の対象は、「女性⇒料理⇒酒」「花⇒樹木(植木)⇒石(庭石)」と、年齢とともに人間的なものから脱人間的なものに、あるいは有機質から、無機質なものに移行していくのだとか。確かに今年は、空や雲を撮ることが多かったような気がする。私も、かなり上位段階の年齢に進みつつあるようだ。

≪番外≫明日は誕生日
 明日は元旦。私の誕生日である。65歳になる。電車賃などが、安くなると聞いていたが、本当だろうか。おっと、これは、無機質な感慨であった。
 神様にもらった時間の半分、いや3分の2、いや4分の3くらいを使い終わったところだろう。来年もいっぱい写真を撮って、「絵日記」を卒業して、「夢日記」あるいは「妄想日記」の域に達したいものだ。
 この項、このあたりで結びにしたいのだが、もうちょっと。ブルックナーの交響曲みたいに、終わりそうで終わらない。
 もとは古代インド人の考えのようだが、五木寛之が広めた人生の4つの時期のことだ。私は「林住期」にあるが、次の「遊行期」を夢見る度合いが強すぎるのかもしれない。そんなに急ぐことはないだろう。1日1日をゆっくりと味わおう。だから、来年も、このブログは、基本は「絵日記」程度でいいと思う。時々、「夢日記」が描ければ、それはまたうれしいことだ。
 
by withbillevans | 2012-12-31 18:00 | 写真機

残菊、庭にありて大晦日なり OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mmF3.5

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 大晦日まで、菊が咲き残っている。植えた菊ではない。隣家から、種が飛んできて増えたものだ。隣家では我が家と同じ菊が、もっと以前から咲いていた。隣家は園芸趣味はないので、もとは、遠くから飛んできたものだろう。
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 自分で選ぶとすれば、多分、違う色を選ぶだろうというような、どうということのない花だ。だが、居ついて数年も経つと、なじんでしまって、抜き取る気にはならない。
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 そのそばに、こちらは園芸店で買ってきて植えて、庭いっぱいに増えたノコンギクも数輪咲いている。
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 こんな冬の日まで咲いているけなげさを見ると、一声かけたくなるくらいだ。
 ハチが飛んできて、花の蜜を吸っていた。寒さで、葉は半分くらいは紅葉している。それでも、つぼみがたくさん付いていて、まだまだ成長するように見える。
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 溝口健二の『残菊物語』を見たくなった。
by withbillevans | 2012-12-31 14:00

今年の十大ニュース(前編)

 今年も、楽しい写真生活を送れた。写真・カメラは本当に楽しい。気心知れた友人とカメラを持って出かけたり、ときにはモデルになってもらったり、友人たちに感謝したい。写真談義・カメラ談義をするときが、至福のときである。
 間もなく終わる2012年を、私の写真生活十大ニュースとして、振り返ってみる。5項目ずつ前・後編に分けて掲載する。
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①ブログを始めた
 頭の中にいくつかジャンルがあり、その1つが『新古今和歌集』を中心としたものである。1000年も昔に、言葉によって美を追求した人たちが、集団でいたことがすごいと思っていた。
 写真は、目に見えるものを写すものだが、幻想(「まぼろし」と「想い」)を写せないものかと、考えた。「読み、書き、写真」というタイトルにする前に、「絵日記、夢日記、妄想日記」というのにしようかと思ったが、公序良俗に反すると、疑いをかけられそうなので、やめた。でも、心は、そっちなのである。
 10ヵ月を見返してみると、まだ〝絵日記〟程度にしかなっていないので、来年は、せめて〝夢日記〟くらいにしたいものだ。

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②桜を見た
 東京都心のにぎやかな桜から、山の中でひっそりと咲く桜まで、あちこちで見ることができた。
 2011年3月11日の大地震で、福島第1原発の4つの原子炉が制御不能になった。一番深刻だったのは、当時運転停止していた4号炉であった。プールで冷却していた使用済み核燃料が、ものすごい量だった。あれが吹っ飛べば、菅元総理が言うように東日本に住む数千万人は、世界を流浪する民になるところだった。
 その年の桜がどうだったかはあまり覚えていない。
  
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③紅葉を見た
 2010年の東京の紅葉は、すごくきれいだった。その数ヵ月後に大地震が起きた。2012年の紅葉も、負けないくらいきれいだった。
 平穏な日々が続くことを願うが、日本は地震の活動期に入ったので、このままでは終わらない。

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④MICRO4/3復活
 しばらく、SONY Eマウントだけであったが、3月に、以前所有していたMICRO4/3が復活した。きっかけは、SIGMAがMICRO4/3用の19mmF2.8を売り出したことである。このレンズは性能がいいらしく、MICRO4/3で使うと換算38mmになり、私が気に入っていたCONTAX T2と同じになるからである。また、Eマウントには、専用レンズでいいのが少なく、物足りなかったが、MICRO4/3には、安くていいレンズが揃ってきた。
 レンズ交換式のデジタルカメラの遍歴を、忘れないうちにメモしておくと、
 ①OLYMPUS E-300
 ②PENTAX K10D
 ③Panasonic L1
 ④Panasonic G1
 ⑤SONY NEX5
(K10Dの後、短期間istDS2を使用。L1の後、短期間L10を使用)
 ボディーを替えるごとに、マウントが変わった。他のマウントの機材は、一時は重なることがあっても、しばらくして手放していた。
 現在は、MICRO4/3とSONY Eマウントが並存している。復活後に購入したMICRO4/3のボディーは、G1、GF1、E-PL3の3台である。


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⑤重宝なSIGMA19mmF2.8
 SIGMA19mmF2.8は、非常に重宝している。本当は、私程度の写真なら、これ1本で、8~9割は済んでしまう。
 同シリーズの30mmもそうだが、このレンズは安くてよく写るのに、それほど売れていないようだ。中野のフジヤカメラ・アウトレットでは今、1万円以下で売っている。私が入手した新品同様のGF1ボディーは1万円だった。このレンズと合わせ、2万円ほどで、大変よく写るカメラが手に入る。すごい時代になったものだ。
by withbillevans | 2012-12-30 18:00 | 写真機

日本民家園に行った

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 川崎市の丘陵地帯にある日本民家園である。日本各地の古い民家を移築、保存して、展示している。
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by withbillevans | 2012-12-29 18:00

華蓮さんで~す Carl Zeiss Planar50mmF1.4 

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 ときどき、ランチに立ち寄るベトナム料理店に、すごく感じのいい方がいた。レジを担当しながら、アオザイ姿の女性従業員を指示して働いている。ベトナムの貴族の末裔ではないかと思えるほど、優雅さを感じさせる方だった。
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 話をうかがうと、ご夫婦で、店を経営しており、ご主人はボートピープルになって、母国を脱出したのだそうだ。
 「サイゴン(現ホーチミン)で生まれ育った私は、12歳の時、粗末な船に、いっぱいの人たちと乗り込み、故郷を脱出しました。太平洋を漂流しているところを、日本の船に救助され、日本に上陸しました。多くの人はフランスやアメリカに行きましたが、私は日本に残りました。日本の里親に育てられ、大学まで出してもらいました。日本は私の命の恩人です」と、ご主人は話してくださった。
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 ご主人は、日本の商社に就職し、立派なビジネスマンになった。そして、母国のハノイに赴任し、華連さんと知り合った。ご主人は日本に帰国し、華連さんも来日して、結婚。そして2011年秋に、日比谷公園前に建て替えが完成した飯野ビルの地下に、ベトナム料理店を開いたという。
 「私は、日本の船に助けられました。このビルも、日本の船会社のビルです。運命を感じました。料理を通じて、ベトナムのことを知ってもらいたいです。日本とベトナムの架け橋になりたいです」と、ご夫婦は張り切っている。
 ここの料理、本物のベトナム料理だが、日本人の口にも合って、大変おいしい。週3回食べたことがある。
 めったに持ち出さないCarl Zeiss Planar50mmF1.4で撮影した。
by withbillevans | 2012-12-28 06:00

思い出のレンズ=3=  Auto-Topcor 58mmF1.4 その2 群馬県南牧村

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 前回の鬼石を訪問した後、峠を越えて、南牧村に行った。この村は、日本で最も高齢化が進んでいる村だとされている。
 私が生まれた村から、車で30分ほど、さらに山に入っていった場所である。
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 山が好きな人たちは、群馬県の南西部の山々を「西上州の山」と呼ぶようだ。有名な妙義山、荒船山など、岩がゴツゴツした山容の山が多い。南牧村の山もそうだ。
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 訪問したのは、11月下旬。星尾という地区の民宿に泊まった。夕飯を食べて、2階の部屋に戻った。東の方向の、山の稜線が明るくなった。なんだろう、と思った。山の後が火事かなと心配した。いや、子供のころ読んだ「かぐや姫」の絵本で、かぐや姫を迎えに来る使いがやってくる場面で、山の向こうが明るくなる絵を見た記憶がよみがえった。
 それから、京都の金戒光明寺あるいは、東京のホテルオークラ隣の大倉集古館の山越の阿弥陀像の絵を思い出した。いや、この日は満月だと知っていたので、もしかしたらお月さまの明かりかもしれないとも、思った。
 空は、ますます明るくなって、しばらくすると、本当に満月が現れた。ビックリした。なにしろ、午後8時の月の出なんだから。
 月が好きな人は、ぜひ満月の日に、南牧村を訪問したらいいと思う。私の生涯で、最も大きく、明るく見えたのが、この月だった。
by withbillevans | 2012-12-26 23:39 | 写真機

日比谷公園 冬猫と薔薇と紅葉

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 クリスマスも過ぎ、寒さが居座ったような都心。日比谷公園は、冬になりきれないところもあるようだ。
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 紅葉がまだ残っていた。
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 日差しは、柔らかい。
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 薔薇は、冬の花が満開である。
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 猫たちは、いつも自分の場所にいる。
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 日の出を待って、午前中はずっと日向ぼこをしているようだ。
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 風を避けて、灌木の中でじっとしている。
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 MFレンズなので、動くものにはピントを合わせられない。
by withbillevans | 2012-12-26 12:10 |

思い出のレンズ=3=  Auto-Topcor 58mmF1.4 鬼石の冬桜と紅葉

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 今回の思い出のレンズは、Auto-Topcor 58mmF1.4。COSINAが何十年も前の東京光学(TOPKPN)製レンズを、復刻発売したものである。NIKON FマウントとM42 マウントの2種類、再発売された。
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 撮影場所は、群馬県の鬼石というところである。
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 一番印象的なのは、作り(工作制度)が素晴らしいこと。絞りリングを回すとカチッカチッと実に気持ち良く決まる。
 写りも良い。絞り開放は、トロンと甘く、絞るとカッチリ決まる。このレンズで撮った写真はすぐ分かった。自分が、写真の名人になったような気分にさせてくれる。だから、手放した。今は手元にない。
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 ヤフーオークションで、初めて購入した高価格レンズでもある。といっても美品中古で4万円台だったが、騙されないか緊張した。
 あるとき、4万7000~4万8000円が相場だったが、即決4万円というのがあり、迷った。どうしようか思案していたら、だれかがすぐに即決価格で買ってしまった。次に出品されるのを待って、買ったのである。
 一時は、この描写に夢中になり、予備用も購入し、2本持っていたこともある。現行品は、デザインが変わって、普通の品になった。買うなら、工芸品のような前期型がおすすめ。中古価格も、当時ほど高くないようだ。
by withbillevans | 2012-12-25 18:00 | 写真機

ヤッホー! Tの森に紅葉が残っていた(9)=完  SIGMA19mmF2.8 EX DN その4

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 かなり大きい木が、切られていた。幹の一部が腐っていたように見えた。チェーンソーで切ったのだろう。それにしても、家の庭で〝伐採〟なんて、一度やってみたい。
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 敷地の北東の隅である。建物の裏側になる。今回、初めて歩いてみた。大きな木がたくさんあった。
 主が亡くなって、ボランティアが維持活動を始めたようだ。焚き火をしながら、活動方針を話し合ったりしたのだろうか。
 私も、その仲間に入れてもらうことにした。
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 この手相の特長を、ネットで調べてみた。まず、知能線が緩やかにカーブして、手首に近いところまで下の方に長く伸びている。こういう相は、芸術的、精神的な活動が活発なのだそうだ。知能線の起点が生命線と長く一致しているので、石橋をたたいて渡らないほど臆病。そして金銭感覚や気配りの能力がないので実業に向かない、とあった。
 自分くらいの年齢になると、そんなこと、他人に教えてもらわなくても分かってます。
by withbillevans | 2012-12-24 18:00 |

ヤッホー! Tの森に紅葉が残っていた(8) SIGMA19mmF2.8 EX DN その3

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 前回のテーマは「地面」であったが、今回は「空」。初冬の、真っ青な空である。
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 庭を作った父、その娘で、昨年、98歳で亡くなった森の主。自然のままに樹木を育てたので、このようになった。高く高く、空に向かって伸びている。
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by withbillevans | 2012-12-23 18:00 |