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久しぶりの日差し、久しぶりのSUMMICRN R 50mm

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 来週、茂原の植木屋Oさんが、大きな木を持ってきてくれることになっている。直径1.5mほどの穴を掘っておかなければならない。
 高さ5m以上ある木なので、クレーン車で下ろすことになる。私もOさんも、そう若くないので、よろけながら作業することになるだろう。多分、庭の草花を踏みつけることになる。かわいそう。
 せっかく咲き始めたノコンギク。今年も春に一斉に芽を出した。増えすぎたので、8割くらい抜いた。あっちに1株、こっちに1株と残ったものが、先週ごろからうす紫の小さな花を開き、楚々とした風情を出してくれている。でも、来週土曜日には、みんな踏みつけてしまうことになりそうだ。
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 台風が過ぎ去り、太陽が顔を出した。久しぶりの太陽。久しぶりにLEICA SUMMICRON R 50mmF2.0を持ち出した。
(絞り開放。カメラNEX-5N)
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by withbillevans | 2013-10-27 09:00 |

M氏を訪問  足利、桐生への旅(下)

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 旅のDestinationは、先輩Mさん宅。ここは赤城山の南麓。地元では「赤城の南面」と言う。日当たりが良さそうな呼び名であるが、実際その通りである。ただし、冬の風(赤城おろしの空っ風)は冷たくて強い。数年前まで「村」であったが、今は県都・前橋市の一部となっている。
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 県道から少し入っていくと、うっそうとした木立のトンネル。先が見えないが、車でどんどん進む。カラスウリがいい色になっている。
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 パッと視界が広がると、Mさんの家。140年前に立てられた大きな蔵が目に入ってくる。敷地の四方は、背の高い木と竹藪で囲まれており、ここだけが別世界の趣きである。敷地の中を、赤城山(1800m)から湧き出した水が、川になって流れている。聞こえてくるのは、せせらぎの音、鳥の声、そして風が木立を揺する音。
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 Mさんは建築家。私より2つ年長である。東京の設計事務所で働き始めたころ、この地方の農家風の家に住んでいた両親のための家を設計した。40年という時間が、この家に風格を与えた。
 若い建築家にとって小さな住宅を設計するのが一番勉強になる――。世界の偉大な建築家はみんなこんなことを言っている。Mさんが修業した事務所は大型の公的建築が多かったので、この両親の家が、彼にとっては住宅の処女作になる。今、この家の細部を見ると、若き日の彼がいかに多くの時間と情熱を、この家の設計に費やしたかが、素人である私にも分かる。
 初代が枯れてしまい、2代目である白梅も、こんなに大きくなった。お父さんの代は、植木屋に手入れをしてもらっていたが、Mさんは、庭木を剪定しない方針なので、敷地内の全部の木が伸び放題である。
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 両親のための家の奥につなげるようにして、自分の家を建ててからでも、20年以上経った。こちらの家の内部は2012年9月19日の当ブログで紹介している。


 ここで、カメラの話を少し。Mさんは数シーズンかけて、両親の家を写真に収めた。白梅が咲く春、若葉が繁る夏、紅葉燃える秋。そして雪の朝。「赤城の南面」は、めったに雪が降らない。ようやく降った朝、自分の足跡が残らないよう、敷地の外周を歩いて定点観測地点である蔵の前まで行ったそうだ。そういうことで、四季それぞれの写真を撮るのに何年もかかってしまったのだ。
 カメラはOLYMPUSのMICRO4/3機。レンズはPanasonicの7-14㎜高級ZOOM。畳1枚くらいに引き伸ばして飾っている。細部まで克明に描写され、〝フルサイズなんか要らない〟と思ってしまうほどである。
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 翌日、赤城山の山頂近くまでドライブ。関東平野を一望し、富士山まで見る幸運に恵まれた。大沼という名前の山頂近くにある湖のほとりで車を降りた。チョ~ォ寒い。前日が季節外れの暑い日だったので、半そでシャツ1枚で来てしまったのだ。周りの人たちを見ると、冬山登山みたいな格好をしている。ここは1500mくらいの地点。私がバカでした。

 「赤城の南面」のそば店で昼飯を食い、桐生に行き、古い趣のある喫茶店に入った。ここのコーヒーははっきり言ってまずい。でも、数百年耐えた茶室みたいな建物がいいので、よくいく。
 そこで、Mさんのポートレートを撮らせてもらった。全行程を通じて、簡単なZOOMレンズを使っていたが、この時だけ、NEX-5にROKKOR 50mmF1.7を着けて撮った。
 この時だけではない。私が撮ったMさんの写真を、女性に見せると、だいたい、顔をポッと赤らめるか、目を輝かせる。「私の腕がいいから・・・」と口の中でモゾモゾ言うのだが、客観的に言えばモデルがいいのである。
by withbillevans | 2013-10-17 18:00 |

小石アート  足利、桐生への旅(中)

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 足利の町を歩いていると、商店のウィンドウや道路脇に、動物の顔などを描いた石が飾ってある。大きさは、こぶし大からサッカーボールくらいまである。
 実はこれ、われわれが昼飯を食べた「あまから屋」のご主人の作品なのである。かなりのセンスだと感じた。上の写真の熱帯魚など、実にいい。
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 以下、町を歩きながら見つけた、猫の描かれた石を紹介する。
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by withbillevans | 2013-10-16 06:00 |

石田徹也展を見る  足利、桐生への旅(上)

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 3連休の前半を利用して、北関東の足利市、桐生市などに行って来た。先輩のMさん宅の訪問が当初の目的だったが、先週のNHK日曜美術館が、足利市立美術館で開催中の石田徹也展の特集をやっており、「ちょうどいい。見に行こう」という楽しみも加わった。
 石田徹也という人の絵は、見たことがあるが、その人については、番組を見るまで知らなかった。こういう画家を取り上げた地方美術館の努力に敬意を表したい。数年前、千葉市立美術館が開いた田中一村展以来の内容の濃い地方美術館主催の展覧会であった。
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 東武電車の足利市駅で降りた。渡良瀬川にかかる橋を渡って市街地に入るのだが、この橋は非常にインパクトがある。
 この日は、川の上流にあたる左側の歩道を歩いた。自転車に乗ってすれちがったおじさんが「いい写真を撮ってくんないの」と言った。私は「ああ、撮れそうだい」と答えた。
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 私は群馬で生まれ、18歳まで生活したが、そこは長野県との境に近い地域なので、桐生(群馬県)や足利(栃木県)には大人になるまで行ったことがなかった。2つの町は県は異なっても、双子のような関係だと知っていたが、渡良瀬川が県境になっていると、ずっと思っていたのだ。
 だから、桐生も渡良瀬川の〝向こう側〟にあるという真実を知って、衝撃を受けた。
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 1時間あまり展覧会を見た。2階から1階に下りる階段が大きなガラス窓になっている。青空の下の景色が目に入り、切ない気持ちが、日常に戻った。
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 足利と言えば足利学校、ばんな寺であるが、この日は中に入らず、その近くの町歩きをした。面白そうな店がいくつかある。
 古い着物を売っている店があった。自分で着物を着る趣味はないが、こういうのを見るのは好きである。男物の帯、あるいは女物の半帯を安く売っていて、「カメラのストラップ、いや小型カメラを入れるカバンを作ってみたら面白そうだ」と思った。でも、自分では作れない。いつかミシンでも買ってみようかな。
 2階まで上がってみた。いい雰囲気。窓から向かいの店が見えた。「あまから屋」である。和風甘味処。この日は、そこで、昼飯にすることに決めていた。 
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 あまから屋はわれわれが座ると、ちょうど満席になった。カレーとクリームあんみつのセットを注文した。両方おいしかった。
 食べ終わると、店の人が、代金を書いた紙を耳にはさんだウサギ君を、テーブルに置いた。1年ぶりの対面である。ちょっと古くなったな。右足が欠けてしまったのか。
 左手にとって、右手だけで写真を撮った。
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 足利は古い町である。いかにも古びた店もあるし、新しい店もある。これは、大谷石で造ったかっこいい店。
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 古い町屋を改造して、モダンデザインの木工製品や食器・調理器具を売る店もあった。
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 中古レコード(アナログ)専門店。県外のナンバーをつけた高級車が止まっていた。店内では、米国マッキントッシュ社製の大型真空管アンプを使って、レコードをかけていた。小さいスピーカーであったが、アンプがいいせいか、なかなかの音だった。いけない、オーディオ趣味に火がつきそうだ。
 もし、私が足利に住んでいるとしたら、この店と「あまから屋」には、最低週3回は行くだろう。
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 3連休の初日の午後であった。天気はすこぶるいい。町にはそれほど人が出ていたようには見えなかった。裏通りに、八百屋さんがあった。お客さんがいて、店の人が元気そうなので、この周辺だけは活気があった。店の壁に、猫の絵がいっぱい飾ってあった。店主の娘さんが描いたのだそうだ。「私のところに習いに来れば、もっとうまくなるよ」と、この絵を見て、絵の先生が言うのだそうだ。アマチュアであれば、これくらいでいいのでは。
 猫の絵に混じって、写真が1枚だけ額に入れて飾ってあった。この店を背景に、男性が立っている。店主の写真かと思ったら、店主のお父さんの写真だそうだ。「あなたの写真を撮らせて」と言ったら、「オレはまだ一人前でないので、撮ってくれなくていい」と断られた。謙虚な人であった。一袋380円のMサイズのミカンを買った。
 足利市駅から、終点の赤城駅に行くために、再び電車に乗った。電車の中でミカンを食べた。甘かった。
by withbillevans | 2013-10-14 06:00 |

富士山が見えた。スカイツリーも

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 午前中、西新宿で仕事。昼飯は都庁近くで。あまりにも天気がいいので、都庁の45階展望台に上った。外国人観光客が多かった。彼らと一緒に、遠くに見える富士山を撮った。
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 東京スカイツリーも見えた。エンパイアステートビルも。
by withbillevans | 2013-10-11 18:00 | 散歩

サンディエゴ 昼下がりのオールドタウン

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 offの日、サンディエゴの「old town」と呼ばれる一角で、昼飯を食べた。メキシコ料理であった。でっかい皿にてんこ盛り。
 色がすごい。食材を推測できない。食べても、何を料理したのか分からない。4分の1くらいしか、食べられなかった。
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 サンディエゴは、メキシコ国境からそれほど遠くない。植物も町のたたずまいも、空の色も、メキシコ風のものが少なくない。
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by withbillevans | 2013-10-10 18:00 |

サンディエゴ 夜

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 9月中下旬、米国の西海岸を中心に、あちこちを回ってきた。サンフランシスコ、デンバー、ヒューストン、サンアントニオ、サンディエゴ、ロサンゼルス。
 この中では、サンディエゴが気に入った。米国の都市では、ニューオーリンズが好きだったが、同じくらい好きになった。
 空港に着陸する際、町の中心部のかなり低いところを飛んだ。住宅の様子が、上空からよく見え、「おー、きれいな町だな」と思った。2日ほどいたが、その通りだった。
 夕方ホテルに着いて、荷物を預け、さっそく夕飯を食いに出かけた。この通りは、昔はガス灯が並んでいたようだ。少し歩いただけで、人々が楽しんで生活している様子が分かった。
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 舗道のごみバケツに頭を突っ込んで、ゲーゲーはいている男性を、連れの女性が介抱していた。楽しくって飲みすぎちゃいましたという様子で、いやな感じではなかった。
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 交通事故やけんかで、パトカーが走り回っていたが、治安が悪いという感じはまったくなかった。
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 イタリア料理店に入った。すごくいい雰囲気。
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 バーも、いかにも<アメリカ>を感じさせる。
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 サラダから食べ始めた。うまい。会話と食べるのに夢中になって、写真どころではなくなった。
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 しかし、ウェートレスさんが美人。さっそく撮らせてもらった。暗すぎたのかピントが合わない。焦った。肝心なときに役にたたないバカカメラである。
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 2時間ほどで食事を終え、同行者と別れ、いよいよ、1人で探検に出かけた。目的はjazz。 jazzを聴かずして、米国に行く意味はない。
 どこに行けば聴けるか。何も情報はない。でも小さい町だ。歩いていけばなんとかなるだろう。あ、jazzが聞こえてきた!
 中に入る。
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 入ったところで、PIANO TRIOが演っていた。一番近いカウンターの席に座った。ビール、カクテルなど500円以下。これでjazzが聴けるのだ。PIANOの上にガラス瓶が置いてあった。私は、10ドル札を入れた。
 その店は、奥が広く、レストランになっていた。ディナーを食べるのもよし、カウンターで飲みながらjazzを聴くのもよし。また、外の舗道脇のテラス席で食事するもよし。夜を楽しく過ごせるような仕組みになっている。
 うらやましいと思った。東京でjazzを聴くのにいくら要るか、つい考えてしまった。
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 1時間ほど楽しみ、外に出た。道路の反対側から眺めたら、この店が入っている建物は、結構立派であった。
 私は、1時間ほど、ぶらぶら歩いて、ホテルに戻った。jazzを聴けて幸せであった。
by withbillevans | 2013-10-08 23:00 |

10月になっても咲くムクゲ

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 数日前から、ムクゲが咲いている。近所のお宅のムクゲも、東京都心の街路樹のムクゲも今、咲いている。
 8月ごろで終わったと思っていた。あまりに暑いので、咲くのを止めてしまい、涼しくなったので、残っていた花を咲かせているような感じである。
 彼岸花が終わった後、シュウメイギクとムクゲが一緒に咲いているのが面白い。
 まず、MINOLTA MC ROKKOR 58mmF1.2で撮り、次にXR RIKENON 50mmF2.0で、最後にSIGMA30mmF2.8 EX DNを持ち出した。
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by withbillevans | 2013-10-06 18:00 |

田の神様(タノカンサー)来たる

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 タノカンサーは、旧島津藩領であった鹿児島県と宮崎県の一部で見られる石像である。道端や田んぼの畦道に祀られている。形態はさまざまで、神様、人間、神官などを模していて、多くはしゃもじを持っているそうだ。いっぱい作物が実って、いっぱい食べられて、いっぱい子供が生まれて欲しい、という願いを込めて作られたのであろう。

 オークションで、九州の骨董店から購入した。実際に祀られていたものではなく、新たに作ったものであろう。私の願いは、庭にたくさん花が咲きますように、というものである。
 撮影レンズは、上から、OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mmF3.5、XR RIKENON 50mmF2.0、MINOLTA MC ROKKOR-PF 50mmF1.7の順。絞りはそれぞれ違う。ZUIKOはF3.5、RIKENONはF4.0、ROKKORはF2.0である。
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 朝から、雨が止まない。傘をさして庭に出ると、まだ、蚊がたくさんいて、襲ってくる。ピントをゆっくり合わせているひまもなかった。
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 まだ、タノカンサーを据える場所が決まらない。居場所が決まったら、回りに彼岸花の球根をいっぱい植えることにしよう。
by withbillevans | 2013-10-05 18:00 |

OLYMPUS OM-1と一緒に購入したOM F.ZUIKO AUTO-S 50mmF1.8の初撮り

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 OLYMPUS OM-1と一緒に購入したF.ZUIKO AUTO-S 50mmF1.8を、NEX-5Nに着けて使ってみた。台風が太平洋の日本近海を北上していて、朝から雨が降り続いていた。そこで、自室から外の景色を。舗道に雨が当たる様子を撮ってみた。
 結構、雰囲気が出ている。
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 ピントを近くに合わせて、雨に濡れるオミナエシを。
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 室内でも使ってみた。絞りを開いても、
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 少し、絞っても、
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 ボケの感じもいいようだ。
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 そんなことをしていたら、雨が止んで、空が明るくなった。でも、すでに夕刻。夜の帳が下りるまでの、つかのまの明るさ。
 
 このレンズの第一印象は「まじめ」。個性を主張することが少ないようである。決して悪くない。手元に、いわゆる標準レンズが十数本あるが、ことさらこのレンズを選択することはあるだろうか。そういう場面がなかなか思い浮かばないが、「ちょっとした外出したいが、機材は大げさでないのがいい。軽いのがいいな。でも、それなりにきちんと写らないと困るよ」というような時に、持ち出すことになるのかもしれない。
 また、「静謐感」を出したい時にも、いいかもしれない。
by withbillevans | 2013-10-03 18:00 | 写真機