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GF1+SIGMA19mmF2.8EX DNを使ってみた(1)

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GF1+SIGMA19mmF2.8EX DNを使ってみた
 数日続いた雨がやんだので、外で、GF1+SIGMA19mmF2.8EX DNを使ってみた。晴天ではなく、うす曇だった。場所は日比谷公園。
 数年前から、朝夕の通勤時に、日比谷公園を歩いている。おかげで、ほとんどの樹木の名前と、どこに、どのくらいの大きさのものがあるか、だいたい覚えた。季節の変化で、植物がどう変わっていくのかも分かる。猫の顔もおおよそ覚えた。
 樹木の手入れも、毎年同じ時期に同じことをやる。今は、大木の枝の整理の作業が行われている。昨年は、目立つ場所のタブノキの大きな枝がみっともない切られ方をした。
 大枝を切る場合は、まず幹に近い部分で、枝の下側から半分切る。次に、やや先の部分を上側から切る。枝はドスンと落ちる。そのときは、残った小口には段差ができるが、最後に小口の上側を切って、小口が滑らかできれいな円形になるように整える。多分、こういう方法をしないで、上から一度に切ったので、枝が落ちるときに、枝の皮が残って、幹の皮まで道連れにしてしまったのだろう。手抜き仕事である。切られた痕が、痛々しかった。今年は、そんなみっともないことはしないでね。
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 あ、このいレンズの具合だが、細部の描写もいいようだ。ポートレート用というよりも、街中スナップや風景にいいような気がする。どのような状況でも、カリカリに硬くならないのが気に入っている。もっとも、いつも絞り開放で撮っているので、絞り込んで撮ったときどうなのかは、まだ確認していない。
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# by withbillevans | 2012-03-25 21:16 | 写真機

SIGMA 19mmF2.8 EX DN が到着

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安く買えてしまった
 予約注文していたSIGMA 19mmF2.8EXDNが発売日の3月16日(金)に届いた。価格コムの最低価格より1割も安かった。最初、ミシュランガイドみたいな名前のこの店に予約したのだが、もっと安い店があって、自宅近くのチェーン店で受け取れることもあり、そっちに乗り換えを決めた。「ずっと安い店があったので、ゴメンナサイ」とキャンセルメールを入れた。
 翌日、念のため最初の店のサイトを見ると、予想もしない低価格が表示されていた。結局最初の予約が生きていたので、購入した。メールをやりとりした店員さんの印象も、すこぶる良かった。その店は、価格コムにも登録しているが、現在でも値段は私の購入価格よりずっと高いのが表示されている。このあたりの仕組みは、どうも分からない。私のメールが効きすぎたのかもしれない。
 さて、19mmF2.8EXDNである。翌日の土曜に試してみたが、あいにくの雨。部屋から外を撮る、テキトーな自宅内撮影会となった。

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姉妹レンズ30mmF2.8とよく似た描写
 第一印象は、数日間使ってみた姉妹レンズ30mmF2.8 EX DNとよく似ていた。30mmは、ついでに買ってしまったようなものだが、すごく気に入っていた。高解像なのに硬くない。発色もいい。19mmの絵を再生してみて、「ありゃ、30mmほどではないな」と一瞬思った。立体感のような部分で違っていた。でも、それはより広角な画角の違いから来るものであって、こちらも良かった。全体的に30mmとよく似ていて、期待通りのレベルだった。
 レンズを見た感じだが、大きさは19mmのほうが少し長いようだ。それも比べてみればの話で、M4/3レンズとしては標準的。フィルター径46mmも、よくあるサイズなので便利だ。私は手が大きいので、あまり小さいカメラやレンズは操作しにくい。Panasonic GF1との組み合わせは、ちょうどいい大きさだ。素っ気ないほどのデザインは、GF1には似合うと思った。
 これで私のCONTAX T2のデジタル化二つ目の作戦は一段落した。あとは、T2が紡いでくれたような物語のある写真を撮ってみたい。
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レンズ1本、ボディー1台
 それから、30mmのほうも、すごくいいレンズなので、いっぱい使ってみたい。レンズを付け替えるのは面倒だから、もう1台GF1を購入することになりそう。中古なら程度のいいのが1万円くらいで買える。
 以前から思っていたことだが、フィルムカメラ時代は、1台のボディーに複数のレンズを取り替えて付ける交換レンズだった。技術進歩が早いデジタルの時代は、本体の陳腐化が早いので、まず好きなレンズを決め、ボディーは一種の使い捨て感覚の交換ボディーだ。そして、さらに将来はボディーの小型・軽量化が進み、レンズ付属ボディーになっていくのではないかと思う。RICOH GXRは、レンズと撮像素子が一体化し、それをボディーに装着するという、面白いタイプだ。私の好みは、シンプルな短焦点レンズ固定ボディーである。
 この19mmと30mmは、価格コムのクチコミではそれほどの評価は受けていないようだが、私はかなり気に入った。
# by withbillevans | 2012-03-17 21:07 | 写真機

夏木マリのCDを買う

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黒のイメージ、白のイメージ
 一番好きだった女優さんが亡くなってしまった。淡島千景さん。きれいだったなあ。次に好きなのは、ずーと飛んで尾野真千子と栗山千明だ(すごい飛び方だ。しかも何の脈絡もない2人)。こともあろうにこの2人が、NHKの朝の連続ドラマで共演することになった。
 しかし、栗山千明は途中でほとんど出なくなり、尾野真千子も老け役を演じる前に、夏木マリに交代してしまった。Web上では、「突然の交代でNHKにブーイング多数」「ドラマのモデルと夏木は旧知の間柄」とかにぎわっていた。同じ人物を演じるのだから、共通点があるのだろうなと、探してみたけどほとんどなかった。なんたって夏木は黒、尾野は白のイメージだ。同じハスキーボイスだが、夏木は鼻にかからない。NHKに好かれていることくらいしか、2人に共通点はない。

ホントに好きなのは女性ボーカル
 吉本隆明が亡くなる数日前だ。年下の友人が、4月に人事異動だというので、呼び出して一杯やった。レヴィ=ストロースとかカール・ポランニーとか菅直人とかについてしゃべっているうちに酔っ払った。いい歌はないかという話になった。私は、ジャズを歌える演歌歌手はいいぞ、小林幸子とか坂本冬美、石川さゆり、こんなのがいい、最近は坂本冬美かなぁ、とか。
 早稲田卒業のクミコっていうのがいる。彼女もNHK好みだけど、宇崎竜童のギターで「身も心も」を歌ったのが良かった。ただ、アクセントが後に来るのがイヤだなぁ。少し期待して彼女の「十年」というCDを買ってみた。筑紫哲也とか全共闘崩れとかが、後輩の可愛い子が歌っているからみんなで応援しようぜというような感じがまとわりついていて、いやになった。「みんなで」というのが特にいやらしい。歌声喫茶じゃないんだぜ。彼女も苦労してきた部分もあるのだから、もっと吹っ切れたらいいのに。
 シャンソンなら、引退した金子由香利が、アクセントが後ろに来なくて、つまりくさくなくて、やっぱりいい。ベスト盤のCDをよく聞いている。ああ、現役時代に実物を聞いておくべきだった。一番いいのはちあきなおみ、これも聞き逃した。正統派演歌なら島津亜矢だが、これは実物を何回か聞いた。このあたりのことは、話さなかった。

不意をつかれた夏木マリ
 彼、W君が切り返してきた。夏木マリじゃないですか。うっ、その名前は想定外。その後どんな話になったか…忘れた。
 その夜、Amazonに夏木マリの「La Parole」を注文。翌日聴いた。良かった。まさにジャズだった。1カ月ほど前、Amazonから2枚組みジャズCD700円くらいという特価セールの宣伝が来たので、女性ボーカルを中心に20枚ほど買った(半分以上は、安物買いのなんとかだった)。その中ではニーナ・シモンが良かった。夏木マリはニーナ・シモンくらい良かった。
 聴き終わって、すぐに「13CHNSONS」を注文した。翌日聴いた。傑作だった。深夜、大笑いしながらCDを聴いたのは初めてだ。ステップを踏みながら聴いたこともあまり経験がない。
 聴き終わって、彼女のCDをいっぱい注文した。
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売れてから変われるひと
 女性歌手の場合は、キャリアの途中で、自己否定というかいろいろ悩んで、試行錯誤した経験のある人が魅力的だ。そういうことでは、ちあきなおみがトップだろう。石川さゆりも悩んだ。坂本冬美も悩んだ(その期間が短すぎた。将来もう一度悩むのではないか)。夏木マリも、再デビューでいったん成功したが、キャリア形成後にもいろいろ挑戦し、ずいぶん変わったようだ。
 彼女は、1971年に本名の中島淳子でデビューしたが、まったく売れず、引退する辺見マリの後継を狙って、名前を変えて再デビューしたのだそうだ。二つ目の名前は「この夏、決まり」の駄洒落。私のパソコンでも、なつきまり、と打ったら「夏決まり」と変換された。
# by withbillevans | 2012-03-17 18:02 |