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真壁のひな祭り(上) 思い出のレンズ=13=Panasonic LEICA D SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.(その5)

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 御影石の産地として有名な茨城県の真壁町は、筑波山の北側にある。今は桜川市の一部になっている。黒く塗られた商家など、100以上の有形文化財指定の古い建物が残っている。
 ひな祭りの季節に、商店街や旧家が、伝来のお雛様を飾って、通行人や観光客に公開する行事は、各地で見られるようになった。私が住む千葉県では、外房の勝浦市が規模が大きく、有名である。
 私が知る限りでは、関東地方では、この真壁町が、最も早くから、町を挙げて、ひな祭りをやっていたのではなかったか。
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 撮影は5年前。2008年2月である。ひな祭りの1ヵ月前から公開することになっており、訪問したのは初日であった。ということで、観光客らしい人もほとんどなく、町は静かだった。
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 この時に携行した機材は、PENTAX K10DにCOSINA製TOPCOR58mmF1.4と、Panasonic L1にLEICA D SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.を着けた2システム。私としては、とびっきりの贅沢システムであった。  
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 両方を使ってみて、使用頻度、使いやすさ、出来上がり写真のすべてで、Panasonicの圧勝であった。この後、しばらく経って、K10D を手放した。
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 L1も良かったが、レンズの力が、すごく大きかったと思う。うっとりするような写真が何枚か撮れた。
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 上は、蓮の実を使って作った、手作りの飾り。下は、ちょうど学校から帰ってきて、お店番を始めた、お惣菜屋さんの娘さん。2枚とも、柔らかく、しっとりとした描写で、大いに気に入っている。
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by withbillevans | 2013-02-27 18:00 | 写真機

房総・嶺岡山系(5) 大蔵大臣が生まれた家  LEICA D SUMMILUX 25mmF1.4 ASPH. L-X025で

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 大蔵大臣とは、会計ソフトのことではなく、財務大臣を、以前はこう呼んでいた。律令時代からあった大蔵省という名前を、行政改革の際に、変更した。権威失墜の狙いもあった。
 実際に権威は失墜し、財務大臣がだれであるか、あまり記憶に残らなくなった。
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 今より、権威があった時代に、水田三喜男という大蔵大臣がいた。ある時期、総理に次ぐ、実力者であり、戦前の高橋是清になぞらえることもある。
 この地に400年続くという家で、彼は生まれた。近所に、住宅(もちろん農家)は、1,2軒しかない。人里離れた山里である。
 彼は教育事業にも実績があり、彼に縁のある地元の大学が、「水田家住宅」として、この家を管理しており、現在は、管理人さんもいて、一般公開している。
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 水田は、県保守政界のリーダーでもあった。千葉県は、かつて保守王国であり、この山の中で生まれた男の子が、県内ににらみを利かせていたと思うと、不思議な気がする。
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 彼は、後のHAMAKOHなどと違って、教養人であり、人格者であった。京大学生時代は、腕っ節の強さを買われて、河上肇のボディーガードだった(もちろん思想的な面もあった)。国会内で机を放り投げた乱暴もののHAMAKOHは、そっちでも、かなわなかったろう。
by withbillevans | 2013-01-07 18:00

房総・嶺岡山系(4) 竹林の道  LEICA D SUMMILUX 25mmF1.4 ASPH. L-X025で

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 現在の千葉県は、3つの国が一緒になってできた。東京に近いほうから、下総、上総、安房となる。東京との境を流れる江戸川に面した市川市に、国府台という高台があり、そこが下総の中心だった。上総の中心は、私が住む市原市、そして安房の国の国府は、館山市のどこかにあったようだ。
 この3つの国のうちで、安房が、今で言う〝南房総〟である。下総、上総とは景色が違い、植生も違うようだ。
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 南房総は、落葉樹より常緑樹が多い。山が、冬になっても、緑色をしている。モウソウチクの竹やぶは深く、竹も太いような気がする。
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 杉の葉の緑は濃く、ツヤツヤしている。元気そうだ。
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 モウソウチク、杉、夏みかん、イヌマキ。南房総を代表するような、つややかな緑の中に、大きなわらぶき屋根の建物が見えてきた。
by withbillevans | 2013-01-06 18:00

房総・嶺岡山系(3) 4本の杉  LEICA D SUMMILUX 25mmF1.4 ASPH. L-X025で

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 山に囲まれた別天地。静寂と、日光と、スイセンのむせかえるような香り。
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 地上の楽園、というと、どんな場所を思い浮かべるだろうか。写真集などでは、南の海に浮かぶ珊瑚礁の島などの人気が高いようだ。
 私は、山に近いほうが好きだ。山里、隠れ里、などという言葉に、ピクッと敏感に反応してしまう。
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 私は、寒冷蕁麻疹が出るので、同じ山里でも、寒いところはだめ、暖かいところがいい。でも、ちょっと行けば海が見える場所がいいな。
 そういう、贅沢な要望にこたえることができるのが、このあたりだ。
 私は以前、田舎暮らしをするには、どこがいいかと、何年もかけて、房総半島全体を探し回った。そして、見つけたのが、鴨川市のこの近辺であった。
 ここは、私にとっての、桃源郷なのである。
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 しかし、である。実はこの周辺には、住居を作るにあたって大きな欠点がある。地質上の問題から、地すべりが多いのである。地質の専門書にもよく出てくる。また、この近所を歩いてみると、それを警告する立て札が立っている。
 実際、山が崩れて、斜面になっているところがある。山でもなく、畑でもないそういう斜面に、スイセンが植えられている。
by withbillevans | 2013-01-05 18:00

房総・嶺岡山系(2) 日向ぼこする石仏たち  LEICA D SUMMILUX 25mmF1.4 ASPH. L-X025で

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 嶺岡山系の尾根を走る林道を外れ、少し坂道を下っていくと、小さな集落が、いくつかある。どこも、趣のある集落である。
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 道路脇や、耕していない畑には、スイセンがいっぱい植えてある。12月ごろから咲き始め、1月にはもう満開である。
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 日当たりのいい斜面に咲くスイセンの中に、石仏があった。
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 房総の冬は暖かい。空がきれいだ。
by withbillevans | 2013-01-04 18:00

日本民家園に行った

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 川崎市の丘陵地帯にある日本民家園である。日本各地の古い民家を移築、保存して、展示している。
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by withbillevans | 2012-12-29 18:00

印旛沼の赤い橋

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 4年前、佐倉城址で紅葉を見た後、印旛沼まで足を延ばした。古くからの写真ファンなら、北井一夫の『村へ』という写真集を知っていると思う。第1回木村伊兵衛賞を受賞した作品である。その中に、印旛沼の川魚漁師を撮影したのが載っている。
 当時も、今も、ノンビリした景色はあまり変わらない。
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 この橋は、印旛沼の2つの沼を結ぶ水路「捷水路」にかかっている。かなり高さがある。人通りはほとんどないようであった。
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 私は、自分で撮っておいて言うのもなんだが、下の写真が好きである。
 なぜ、好きか、分析できる。①夕陽を感じられる、②広さを感じる、③水面に何か(ここでは空)写っている、④人物から、物語(妄想)を想像できる、⑤音を感じる(無音・静寂を含む)、⑥空気・湿度を感じる、⑦懐かしさ=過去の記憶を引き出す、など。
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 人生の中で、非常に鮮明に覚えているシーンがいくつかある。ほとんどは、写真には撮ってないシーンだ。
 写真を見ては思い出すシーンもある。どっちのシーンが本当に記憶に残っているものなのか分からないが。
by withbillevans | 2012-12-09 18:00

佐倉城址の人 人間カメラ博物館

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4年前の11月に撮影したものである。場所は千葉県佐倉市。佐倉城の址である。三十数年前に3年ほど住んだことのある思い出の町。私が住んでいたときは、荒城の月のような、何もない場所であったが、その後、国立民俗歴史博物館ができた。
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 私が住んでいたころから、木々は大きかったが、30年経過してさらに大きくなっていた。紅葉も見事だった。
 みんなカメラを持って、楽しそうに撮影していた。
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 私より年配の男性も、写真を撮っていた。この男性、カメラを両肩にたすき掛けにしてぶら下げて、手にはもう1台持っているではないか。
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 ジャーン。人間カメラ博物館!!!。そして、茶色の皮ケースに入ったカメラに、私の目はクギ付けになった。
 あのKONICA Ⅱ型である。このカメラについては、11月12日と14日のブログで、50年ぶりに入手した経緯を紹介した。
 平成になってこれを実際に使用している人は、初めてみた。それも主力機としてであるからスゴイ。
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 すぐに話しかけた。印旛沼をはさんで佐倉市の反対側の印旛村に住む方であった。「このKONICAはよく写るんだよ」といろいろ話してくださった。私たち2人は、しばらく、KONICA偏愛情報交換会を開催した。
 まだ、デジタルカメラは使わないと言っていた。私は、後日、この方のスナップ写真をお送りしたところ、ご自分の畑で栽培したトマトをい送ってくださった。
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 こんなすごい方、私は密かに弟子になろうと思った。この方が、猫を狙ったので、私もマネしてみた。
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 私がこの町に住んでいたころ、城址は荒城の月だったから、猫など棲めなかったが、今は、歴博などができ、人も増えたので、生きられるようになったのだろう。
 カメラを向けても、あまり反応せず、猫は、気持ち良さそうに体を丸めた。
by withbillevans | 2012-12-08 15:24

山桜 4年前の満開の雄姿をLUMIX L1 と LEICA D VARIO-ELMARIT で

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満開に遭遇できたのは5年間で1度だけ
 ソメイヨシノなどと違って、山桜は花と葉が、一緒に出てくる。咲き始めは、葉も小さく、咲き終わるころは、葉が大きくなっている。この山桜は、斜面に生えているので、枝が地面につきそうなほどだ。
 カメラは、Panasonic LUMIX L1。レンズはLEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mmF2.8-3.5 ASPH. MEGA O.I.S. という長い名前の標準ズームだった。「プレミアム一眼」と銘打ったこのカメラとレンズは、Panasonic渾身の作で、大変きれいに写った。4/3でありながら、ボディー、レンズとも大型。値段も高かった。LEICA銘の25mmF1.4も含め、好もしい描写だった。この味がM4/3で出してもらえればありがたい。20mmF1.7には、その片鱗が感じられる。
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 この年は、山桜の根元のクサボケも大変きれいに咲いた。
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by withbillevans | 2012-04-18 20:06 | 写真機