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外房のおいしいコーヒー店 「KUSA.」

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 この店のコーヒーが、個人的には一番おいしいと思っている。5,6年前に知って、年に何回か行く。自宅から、車で1時間ちょっとかかる。 店の名前は、庭に草がいっぽい生えているからだと推測している。お客さんも、静かな雰囲気を楽しみにしているので、店内ではカメラなど出さず、写真は外だけ撮った。 九十九里浜の一番南。一宮町と長生村の境の長生村側にある。通りに面しているのだが、その道が海から2本目にあたるので、ちょっと分かりにくいかもしれない。
 若い夫婦が経営していて、初めて行ったころ、奥さんはおなかが大きかった。確か、出産のため、しばらくお店はお休みしますという貼り紙が出ていたような記憶がある。子供さんはもう、小学校に上がるころだろうか。

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 駐車場スペースは、舗装もせず砂利も敷いていないので、デコボコしている。建物は外観も内部も質素である。まさに草庵。しかし、心が豊かになる空間である。 東京から何千円か交通費をかけてきて、コーヒーを飲んで、文庫本を30ページほど読んで帰るのもありだと思う。耳を澄ませば聞こえてくるかもしれない九十九里浜の潮騒は、お・ま・け。
by withbillevans | 2013-05-14 18:00 | 珈琲店

三菱1号館広場のバラが咲いた

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 先週、この場所を通った時は、咲いていなかったが、今朝はこんなにバラが咲いていた。この後、日比谷公園も通ったが、そちらでもいっぱい咲いていた。
 日比谷の方は、昔風というか、伝統的な見せ方。こちらは今風な見せ方。個人的には、柔らかい感じがして、こちらのほうが好みだ。
 日比谷は、バラ栽培家が豪華な花を咲かせて見せてあげるという感じ。こちらはナチュラルガーデン風である。
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by withbillevans | 2013-05-13 19:00

九十九里平野 水田に突然、霧が発生

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 本日午後、九十九里平野の水田の間を走っていたら、突然、一面が白い煙に覆われた。よく見ると、水田の上にだけ、霧が次々に発生し、風で流れていくのである。
 風は、海側(東)から陸側(西)に吹いていた。昼間はよく晴れて30度近い暑さで、半袖でいた。霧が出る直前、突然、空が暗くなり、寒くなった。気温の急激な変化で発生した、特別な気象なのだろう。
 以前、南房総の海で、同じような経験をしたことを、思い出した。
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 風呂を沸かして、ふたを取ると、パッと湯気が上がるが、それくらいの速さで、霧は発生した。風に乗ってすっ飛んでいった。怖いような気持ちがした。
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by withbillevans | 2013-05-12 20:39

翠嵐  新緑の峠道 北茨城にて

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 新緑の山は、本当にきれいだ。説明はいらない。と、思いつつ少しおしゃべりも。
 青春、朱夏、白秋、玄冬(黒冬)。

 青嵐…いやなことを連想させる言葉だ。
 翠嵐…これはいい。私が出た高校の昔の校歌の名前。歌詞は文語体だった。現在は応援歌あるいは第2校歌的な存在。学園祭の名前でもある。
 これらの言葉がぴったりなのは、5月末くらいかもしれない。なんか、むんむんするような感じがする。
 今の季節は、やはり「山笑う」というのがふさわしいだろう。ほわほわ、むずむず、くすくす、ホワーンという感じだ。
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by withbillevans | 2013-05-11 06:00 |

北茨城へ(3) 山村のそば店

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 浄蓮寺に向かう山中で、腹が減ってきた。前日は海辺で魚を食したので、やはりこのあたりならそばがいいな、と考えていたら、本当に「手打ちそば」のノボリが目に入った。
 店構えは、まさに田舎風。好みだ。中に入ってみると、地元の人が多かった。チラッと、先客が食べているものを点検。「なんて大盛りなんだろう」と思った。誰かが大盛りを食べているのではなく、全てのお客のそばの量が多いのであった。天ぷらそば950円を注文した。
 出てきたのを見て、改めて驚いた。東京の一般的なそば店にくらべ、そばは1.5~2倍、天ぷらは2~3倍の量だ。上の写真では、割り箸の長さが短く見えるが、これはザルが大きいのでそう見えるだけ。そばちょこはビールのジョッキくらい大きかった。
 味は悪くなかった。でも、量の多さが印象深く、味わって食うという気になれなかった。何を考えていたかというと、残すのはもったいない、勢いで呑み込まないと完食は無理、などと思っていたのである。
 他の客は、天ぷらを半分以上残している。会計時に店の人がプラスチックケースを用意してくれ、それに入れて持ち帰っていた。そういえば、私の故郷の群馬の田舎でも昔そうだったが、結婚式とかちょっとした会合でも、料理のかなりは食べずに、持ち帰っていた。
 なんとかがんばって、そばは完食した。天ぷらは半分しか食べられなかった。
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 ざるに盛られたそばを見ていたら、はて、どこかで見たことがある、と感じた。前日、笠間の陶器市で見た土面だった。陶器市に出品している作家が一品づつ、オリジナルの土面を作り、オークションにかけるのである。そのうちの1つの土面の髪が、そばみたいなのだ。
 かさま観光大使のきれいな人が、会場を回って品物を見せている間、オークションの司会者が「さあ、この土面の髪を見て下さい。1本1本極めて丁寧に作ってあります」と声を張り上げていた。
 写真をクリックすると、髪の細部が分かる。作家の腕は相当高い。私は、本物のそば、あるいは中華めんを張り付けて焼いたのかと一瞬思ったほどだ。落札価格は5000円くらいで、平均的な価格だったと記憶している。 
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 注文してから、そばが出てくるまでに、かなり時間がかかりそうだったので、お店の人にことわって近所を散策した。3、4軒の民家があって、みんな庭がきれいに手入れされていた。
 
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by withbillevans | 2013-05-09 23:12 |

北茨城へ(2) 山の中にある浄蓮寺と三十三体観音

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 今回の北茨城への旅では、現地の観光パンフレットで知った浄蓮寺という、9世紀に創建された天台宗のお寺に行ってみた。お寺は、本堂もなかなかのものだったが、裏山の岩に彫られた磨崖仏が、これまた、なかなかのものだった。
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 本堂は江戸末期に再建されたそうだ。茅葺きの屋根が立派だった。こんな場所にこんな大きなお寺があるのかと驚くほどの屋根の大きさだった。大胆なカットによる造形美。初めて見るデザインだった。一見の価値ありだ。
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 寺の脇を、水量豊かな川が流れていた。川原は、白っぽい岩がゴロゴロ。花崗岩が中心のようだ。流域には岩山が多いのだろう。
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 川に沿って作られた舗道を数分歩いて行くと、山肌のあちこちに岩が露出している場所に出た。
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 そして、岩には、観音菩薩を始めとする磨崖仏が、多数、彫られていた。
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 石仏の参観ルートは、細く急な坂道だった。足場が悪く転落しそうな気がして、途中で引き返した。石仏は半分くらいしか見ることができなかった。
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 帰り際にもう一度、本堂を正面から眺めた。この迫力はかなりのものだ。
by withbillevans | 2013-05-08 18:00 |

北茨城へ(1) 五浦再訪

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 連休中、茨城県北茨城市の五浦に行ってきた。隣は福島県いわき市という関東地方では最北の海辺の地域である。3年ぶりだった。
 今回、一番先に行ったのは、泊まったことのある民宿。ネットで調べたが、その名はどこにもなかった。現地に行ってみたら、更地になっていた。
 海面から40~50mくらい高さのある、崖のヘリに建っていた。津波に直接やられる場所ではない。地震の揺れで建物が壊れたのだろうか。私の推測は、福島第1原発事故の影響で、廃業に至った、というものだ。詳細を調べたわけではないが、そんな気がする。3年前、女将さんに、九州生まれの自分がここに嫁いできて、大変な苦労して、この数年ようやく落ち着いてきた。わざわざこんな宿に来るお客さんに感謝したい、ありがたいことです、という話を聞いた。
 地震・原発事故の後、苦労しているだろうな、と時々思い出すことがあった。こんなことになっているとは、想像もしなかった。
(今年元旦の当ブログの写真は、ここから撮った朝日の写真であった)
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 岡倉天心、横山大観、下村観村など錚々たる人たちが住んでいたところにも行った。民宿から徒歩1分の場所だ。
 地震で被害を受けた旧宅は、改修工事が終わっていた。中を見ると、鉄筋で耐震補強をしてあった。建物前にあった大きな松などの樹木が伐採され、明るい感じになっていた。
 津波は、この建物の、床下くらいまで来たらしく、表示板に、その高さが記してあった。海面から20mくらいあるのではないか。
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 そこから、さらに海に下りていくと、津波で流されてしまった六角堂が再建されていた。前に来た時は、畳が敷いてあったが、今度は板張りになっていた。
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 五浦から岬をひとつ越えて北に行くと平潟漁港だ。ここも津波被害が気になっていた。漁港のある小さな湾の最奥部に集落があり、宿屋や商店が並ぶ通りもある。
 ここに、木造3階建ての老舗旅館「砥上屋」さんがあって、気になっていた。上の写真の中央奥に写っている。
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 近くに行ってみた。「砥上屋」さんは何事もないように営業していた。安心した。建物の目の前は海。被害がなかったとは考えられない。どの程度の被害があったのかはわからないが、並びの建物を含め、それほど傷んだ様子はなかったようにも見える。
 五浦に入る前、ひとつ手前の大津漁港にも行った。こちらは、港が甚大な被害を受けたのを、テレビニュースなどを通じて知っていた。今回行った時も、港の施設は大きく壊れ、岸壁の道路などは大きく波打っていた。空き地も少なくなかった。
 平潟は、湾の入り口が、高さ数十メートルの島のような岬で囲まれているので、大きな被害を受けずにすんだのかもしれない。宮城県の松島も、湾内の多数の島の存在によって、津波被害が縮減されたと聞いている。
 
 この近所がすごく気に入っている。近く、岡倉天心を主人公にした映画が公開されるらしい。この近くでも撮影された。天心は竹中直人、大観は中村獅童が演じる。狂気を感じさせる役者たち。ぜひ見たい。
 
by withbillevans | 2013-05-07 18:00 |

植木屋のOさん

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 先週、Oさんの軽トラックに乗せてもらって、房総半島をあちこち走った。Oさんは、茂原市の植木屋さんである。
 Oさんは、植木を育てる畑を持っていて、そこで何年あるいは何十年もかけて植木を育て、それを造園業者やホームセンターに販売するのが仕事である。
 Oさんの植木畑は、外房線の線路わきにいくつか、それから、半島中央の房総台地の上にも、こちらは借り地のようであったが、いくつかあった。
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 私の庭の木が枯れたので、新しいのを探すため、Oさんの畑に見に行ったのである。最初に、台地の上の畑に、シャラの木を見に行った。Oさんのお勧めのこの株立ちのシャラは、30~40年は経っているだろう。
 Oさんは、シャラの木に近づくと、巻尺を取り出した。木にあてるのではなく、地面に置いた。何をするか。
 専門家は、木の大きさを測る場合、木の高さよりも、根鉢の大きさを重視する。木の高さは、切り詰めればいい。しかし、植木を掘り上げる場合は、木が枯れないように、ある程度の根の大きさを確保する必要がある。そのため、大きな植木は、掘り上げた根の直径も大きくなり、そうなると、狭い場所には植えることができない。 このシャラの木は、根鉢の直径は1.5mにもなり、狭い我が庭に植えるのは無理であった。
 結局、この木をあきらめ、別の畑で育てていた、ヒメシャラの株立ちにした。木の大きさは、先ほどのシャラの木と同じくらいだが、ヒメシャラは丈夫なので、根鉢は小さくて済むのである。私の知る限り、庭木の中で、最も育てるのが難しいのが、シャラの木である。
 私は、シャラの木を偏愛していて、庭には3株が育っている。4株目をと思ったのだが、今度はヒメシャラでもいいか、という気になった。
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 次に、梅の木が植えてあるという、外房線の線路わきの畑に向かった。Oさんが途中の軽トラックの中で「やはり、ヨバイがいいね」と言った。え、この近所では、日本の一部地域で昔行われていたあの風習が残っているのかと、ドキリとしたが、それは聞き違いで、「ヤバイ」であった。
 漢字だと「野梅」である。一般に、庭に植えてあるのは、2種類あって、実を取るためのものと、花を楽しむのが目的のものがある。両方とも品種改良が進み、数が多いようだ。
 「野梅」というのは、そういう改良された梅ではなく、昔からある梅だ。梅は、奈良時代の前ごろに中国から持ち込まれたようだが、そのころのものに近いのだろう。
 私は、いろいろの種類の梅の木や花を見たが、その中では「野梅」の花が一番好ましく思っていた。Oさんも、同じことを指摘したのだった。小さくて素朴な花がたくさんつき、花の香りが強い。実も、小さいけれどたくさんなる。
 ただ、私は「ノウメ」だと思っていたが、Oさんは「ヤバイ」と言った。外房地方の専門家だけが「ヤバイ」と呼ぶのか、あるいは私だけが間違っているのかは分からない。
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 私は、一目見て、その「ヤバイ」に決めた。Oさんが、前日、枝を切ったばかりだった。運んでくるには、もっと枝を切り詰める必要があるが、私は、できるだけ残しておいてねと、頼んだ。
 数日後、Oさんから「あのヤバイの根鉢は1.5mはあるね」と電話があった。私は、植木畑から帰った後、庭に穴を掘って、翌週運び込まれるのを待っていた。道路からクレーン車で、穴の中にスポッと下ろしてもらうのである。植え込みまでやってもらうと、手間賃が発生するのだ。
 植木の生産・流通・保守管理などの専門家とつきあって、業界の構造が分かってきた。各段階でコストが発生するのだが、私は生産者から直接購入し、輸送コストを上乗せする方法を知った。丸投げする方法の半分以下の経費で済む。また、植木畑まで行って、気に入ったのを選べるメリットもある。そして、専門家から、いろいろな知識を吸収できるメリットも。
 私は、ヤバイを植える穴を、もう2回りほど大きくして、待つことにした。
 
by withbillevans | 2013-03-01 18:00 |

松屋銀座「第35回世界の中古カメラ市」(1) 行ってきました 

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 待ちに待った「世界の中古カメラ市」が、本日午前10時、東京の松屋銀座で始まった。私は現認したことはないが、松屋銀座の前には、暗いうちから行列ができ、店の扉が開くと、会場の8階まで直行するエレベーターに向かって、猛烈なダッシュ(駆け足の競争)が繰り広げられるそうだ。
 もちろん、掘り出し物を入手するためである。中古品は、世界に1個しかないのだ。中古カメラ趣味の人には高齢者が多いので、大事に備えてお医者さんが待機しているそうだ、なんてことはないか。
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 私も、初日に行ってみた。すごい人だった。人ごみをかき分けて、会場を一回りするのに1時間以上かかった。あれも欲しい、これも欲しい、と回っているうちに、だんだん興奮してきた。でも、2巡し終わったころには、落ち着いてきた。落ち着いてみると、チェックした商品の〝買わない理由〟が次々と頭に浮かんできた。
 冷静になって、「さて、今日は何を買いたかったんだっけ」と、昨日考えた「欲しいものリスト」を思い出した。
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 そして、ムサシというお店で、ある品物を買った。まず、記念撮影をと思ったが、すでに買ったものはプチプチの中であった。
 私は、購入商品のほか、名玉M50mmF1.7が着いたPENTAX MX 1万5750円も気になった。だが、同じ店で2台一緒に買うと、必ず後で「2台目は余計な買い物だったな」と後悔することを思い出し、「MXは最近急に値下がりし始めたところだから、来年にしよう」と、説得力のある〝買わない理由〟を見つけて踏みとどまった。冷静な自分に満足した。
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 ムサシの店では、この方に対応していただいた。私が買おうとしたカメラが故障していないか、一生懸命になって確認してくれた。いい人である。
 別の店で、PENTAX SPFを見せてもらったら、その店の人は「露出計が壊れているかどうか分かんない。電池がないから確かめようがないよ」と言った。いくら1万円以下の商品でも、その言い方はないだろう、と思った。カメラに愛情を持てよ、自分の商売に誇りを持てよ、と言いたい。なんという店なのか、看板を見ようとしたが、店の名前は掲示されてなかった。
 もう1つ別の店では、一見、地方都市から上京してきたばかりのような老夫婦が、店の人に色々話しかけていた。自分はこんなカメラを使っているとか、フィルムの入手が難しくなったとか、実はライカもあるんです、などと話していた。
 普通の人だったら「そんな話はヒマな時にしてくれ」と言いたくなるような内容だったが、店員はかなりのベテランの方で、そういう話に、ひとつひとつ「ほんとそうですね」とか「あれは素晴らしいですね」などと、フレンドリーに対応していた。
 そして、地方都市の老紳士が「Elmaritの28mmが、最近ちょっと調子悪くて…」と言ったら、ベテラン店員はすかさず、「お客様、今日、素晴らしく調子が良くてきれいなのが1本入っています」と言って、奥から持ってきた。私は、「数分後には2人とも幸せになれそうだ」と思いながら、その場を離れた。
(続く)
by withbillevans | 2013-02-20 20:00 | 写真機

鎌倉文学館で、ピカピカのRICOHFLEXに遭遇した

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 昨日、鎌倉に行ってきた。鎌倉は今年初めてであった。グループだったので、写真は少しだけにした。極楽寺、光則寺、鎌倉文学館と、観光客が少ないマイナーなところを歩いた。
 鎌倉文学館の展示は、昨年秋に来たときにほとんど見ているので、壁際の椅子に座って、他の人が見学しているのを待っていた。
 すると、5mくらい離れたところを、男性が歩いていった。私は、彼の胸に下がっていたカメラに目が行った。「もしかして、RICOHFLEX?」。まさか、あんな古いカメラを、コレクションのために持っている人はいるだろうが、実際に使う人はいないだろう、と思っていた。

 少し経って、遠くに海を望むことができるベランダに出てみた。鎌倉文学館は、建物内は撮影禁止、撮影ができるのは、このベランダだけなのだ。
 先ほどの彼が、そのカメラを手にして、庭園越しに海のほうを撮影していた。
 「RICOHFLEXですか?」「こんなピカピカの個体は初めて見ました。60年も前のものとは信じられませんね」と私。
 「数年前に、オークションで落札しました。2万5000円ほどでした」「私はデジカメもやりますが、このカメラの大きなスクリーンに、景色がフワッと映りだされると、別の世界に行った気分になります」と彼。
 「現像やプリントはどうしているのですか」と私。
 「フィルム現像と、スキャニングしてデータ化してくれる店があるので、そこに頼みます」「絵は、やはりパソコンの画面で、楽しんでいます」と彼。
 そんな会話をした後で、そのピカピカのRICOHFLEXの雄姿を撮らせていただいた。私が頼むと、彼は「どうぞ」と言って、ベランダの手すりの上に、そっと置いてくれた。

 古いカメラを実際に使っている方を見かけることは少なくないが、いろいろ話を聞かせてもらったり、カメラを見せてもらうことは、そう多くはない。2012年12月8日up「佐倉城址の人 人間カメラ博物館」以来であった。
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 これは、鎌倉文学館のベランダから見た相模湾である。手前には、庭園があるのだが、バラの花も咲いていないことだし、空を大きく取り入れてみた。
 RICOHFLEXの雄姿を撮影したのはYASHICA ML 50mmF1.4、海と空はSIGMA19mmF2.8 EX DNである。

 このピカピカのRICOHFLEXとの出合いが印象的だったのは、この1週間ほど、オークションで二眼レフを物色していたからである。Yashicaflexのまずまずのがあったのでチェックしていたが、入札するまでには至らなかった。

 鎌倉文学館から、駅まで歩いた。舗道のスナップを何枚か。使用レンズは、いずれもSIGMA19mmF2.8 EX DNである。
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by withbillevans | 2013-02-17 18:00 | 散歩