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笠森寺 首都圏遊歩道

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 東京近郊の山歩きを特集したテレビ番組を見ていたら、山歩きがしたくなった。近所の山といっても、ここは千葉県なので、すぐに行って上れるような山がない。
 車で1時間弱のところにある笠森寺にした。お寺の裏山に首都圏遊歩道の看板が立っていたことを、思い出した。

 参拝客用の駐車場に車を置いて、寺は横目に見ながら、さっそく歩き始めた。この地域特有の〝笠森層〟という泥岩層の切り通しを抜けていく。
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 尾根伝いの道だった。これなら、山歩きに不慣れな自分にも歩けそうだ。
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 すぐに、木材で作った階段状の道になった。上がり下りが結構きつい。階段は、普通の坂道より、ずっと疲れる。
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 鉄骨造りの展望台があった。周囲の木が大きくなっていて、3方向は見えなかった。かすかに、笠森寺の本堂の屋根が見えた。
(上の写真には、お寺は写っていない)
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 階段状の道はどこまでも続くようだった。不安になった。5kmほど行って帰ってくる行程を考えていたが、3kmほど行ったところで弱気になってきて、引き返すことにした。
 帰路、駐車場までショートカットできそうな、遊歩道の支線があった。そっちに進むと、道に杉の木が倒れていた。よっこらしょと、またいで進んだ。
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 道の真ん中に、動物の糞が落ちていた。何個もあった。あまり消化されていない木の実がいっぱい含まれていた。シカかイノシシか。
 さらに進むと、道がなくなっていた。そこで初めて、杉の木が、通行止めのしるしだと分かった。人が通らないので、動物の領分になっており、だから、糞がたくさんあったのだろう。
 木が倒れていた場所に、杉の木の根がなかったことに「おかしいな」と一瞬感じたのだが、ちゃんと気づくべきであった。分岐点まで引き返した。
 実は、この間違いの前に、一度同じことをした。やはり、行き止まりの道に入ってしまい、戻った。つまり、ショートカットしようとして、2度も無駄足を踏んでしまったのだ。
 結局、当初考えていた行程と同じくらい歩いた。
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 房総の山は、ほとんどが常緑樹からなる照葉樹林である。暗い感じがして、本当はあまり好きではない。ところどころに、ヤマザクラやナラなどの広葉樹があり、こういう木を見ると、ホッとする。
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 あまり日が差さない照葉樹林だから、花が咲いていたりする場所は少ない。
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2時間余り歩いて、お寺に戻ってきた。
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 参堂近くの民家の跡。1本だけ残っていたセンダンの木に花が咲いていた。この木は、花が咲くときだけ、それと分かる地味な木である。
by withbillevans | 2013-05-26 06:00 | 散歩
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