
バナナは、おいしくて栄養があって、日持ちがして、最高の携行食品だ。スポーツや外出するときに1本あると、チョー便利。問題は、バッグの中のほかの硬い荷物などに押されると、痛んでしまうこと。
それを解決するのがBANANA CASEである。大変よくできていて、どんな形のバナナでも、不思議ときれいに納まる。
BANANA CASEは、300円程度の商品であるが、その哲学的背景には、柔らかいもの、硬いものが助け合う、なかなか奥深いものがあるようだ。
南の国で、バナナを育てた農民がいる。船で運ぶ船員さんがいる。そして八百屋さんに並ぶまでの物流担当者。1本あたり20円くらいの食べ物であるが、大切に食べないといけない、と思う。
BANANA CASEは、ものや食べ物を大切にしようという心を形にした商品だ。

こちらは、先日、オークションで購入した備前焼の花瓶を開封した写真である。クロネコの配達員が「割れているようです。ガチャガチャという変な音がします。このまま持ち帰ってもいいのですが、受け取り人が開けたほうがいいかも」と言う。開けてみたら、この通り。
備前焼は、焼き物の中で一番丈夫なはず。それがここまで壊れるとは、どんな力が加わったのだろうか。
花瓶は、プチプチと包装紙で包んだだけだった。外側に赤い「こわれもの」のシールが貼ってあった。普通だったらダンボールの箱に入れるはず…。
オークションは、よく利用している。粗雑な包装・荷造りの商品を受け取ると、「あ、失敗したかな」と思う。だいたい、いやな予感は当たる。
でも、私は、こういうときは、ビジネスライクに処理することにしている。世間にいろいろな人がいるように、ここにもいろいろな人がいると思って、忘れることにしている。